フローリス
Frans Floris
生没年:1516-70
フローリス
Cornelis Floris
生没年:1514ころ-75
フランドルのマニエリスム建築家,彫刻家。石工の子として生まれ,イタリアに学んだ後,商業の中心地として栄えた生地アントワープで活躍。イタリア・ルネサンス建築は北方に伝わると建築形態よりも装飾に重点が移ったが,彼も想像力豊かでグロテスクな外観造形を特徴とした。多数の装飾デザイン集を著し,またアントワープ市庁舎(1565)などの個性豊かな建築作品を設計した。画家のフランスは弟。
執筆者:杉本 俊多
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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フローリス[一族]【フローリス】
フランドルの芸術家一族。建築家,彫刻家のコルネリスCornelis Floris〔1514ころ-1575〕はアントワープの市庁舎などを設計。〈フローリス様式〉と呼ばれる,グロテスク風の巻軸装飾や,そりのある破風線を用いた建築装飾を編み出した。コルネリスの弟で画家のフランスFrans Floris〔1516ころ-1570〕は,1542年―1547年イタリアに遊学,ミケランジェロの影響を強く受け,フランドルにおけるイタリア様式,〈ロマニスム〉を代表する画家の一人となった。
→関連項目フランドル美術
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
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フローリス
Floris (de Vriendt), Cornelis
[生]1514. アントウェルペン
[没]1575.10.20. アントウェルペン
フランドルの建築家,メダル制作家,彫刻家。画家の F.フローリスの兄。 1540年代の数年間イタリアに滞在。ゴシックとイタリア・ルネサンス様式との融合をはかり,16世紀北欧建築の支配的様式となる独自の作風を樹立。ローマン・グロテスク装飾をフランドルにもたらした。作品はアントウェルペン市庁舎 (1561~65) 。彫刻ではトゥルネ聖堂の内陣仕切り (72) ,シュレースウィヒにあるデンマーク王フレデリック1世の碑 (50~52) ,デンマークのロスキルデにあるクリスチアン2世の碑 (68~75) 。
フローリス
Floris de Vriendt, Frans
[生]1516頃.アントウェルペン
[没]1570.10.1. アントウェルペン
フランドルの画家。 C.フローリスの弟。 1540年生地の画家組合に登録。 40年代初頭にイタリアにおもむき,ミケランジェロの『最後の審判』 (バチカン,システィナ礼拝堂) に影響され,古典古代の彫刻,ミケランジェロやラファエロの絵画を学んで帰国。生地に工房を構えロマニストの中心的存在として活動,多数の弟子を養成した。作品『反逆天使の墜落』 (1554,アントウェルペン王立美術館) 。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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フローリス〔発泡酒〕
ベルギー、ヒューグ醸造所で製造するビール/発泡酒のブランド。チョコレートを使用したフローリス・チョコレートのほか、ストロベリーやピーチなどがある。
フローリス〔香水〕
株式会社ハウスオブローゼが販売する香水のブランド名。
出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報
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