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ブライト Bright, John

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ブライト
Bright, John

[生]1811.11.16. ランカシャーロッチデール
[没]1889.3.27. ランカシャー,ロッチデール
イギリスの政治家。ロッチデールの綿工業家,クェーカー教徒。マンチェスター派の指導者。 1839年反穀物法同盟を結成,盟友 R.コブデンとともに運動を推進,46年夏ピール内閣に穀物法撤廃を実現させた。 43年ダラム選出,47~57年マンチェスター選出,58~89年バーミンガム選出の下院議員となり,自由党所属。選挙法改正など多くの改革に尽力。またクリミア戦争の時期 (1853~56) には,パーマストン外交に反対,英仏通商条約 (60) を推進,アメリカ南北戦争 (61~65) が起ると北部を支持した。 W.グラッドストン内閣の商務院総裁 (68~70) ,ランカスター公領総裁 (73~74,80~82) となったが,のちグラッドストンのエジプト干渉 (82) に際して意見が対立,辞任。アイルランド自治問題で自由党と決別した (86) 。

ブライト
Bright, Richard

[生]1789.9.28. ブリストル
[没]1858.12.16. ロンドン
イギリスの医師。 1820~43年ロンドンのガイ病院に勤務。その当初に多量の蛋白尿と浮腫で死亡した水夫の病理解剖を行い,腎臓に顆粒状,萎縮性の病変を認めた。その後 16年間,同様の症例を集め,27年に発表し,浮腫,蛋白尿と腎臓病変とを一つの疾患単位として把握すべきことを提唱。この考え方が広く受入れられて腎臓病をブライト病と呼ぶようになった。尿毒症に際して出現する盲状態もブライト盲といわれる。その後もリンパ体質や膵臓性黄疸を記載,急性黄色性肝萎縮や着色脳も記載している。主著『内科臨床報告』 Reports of Medical Cases (1827) 。

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百科事典マイペディアの解説

ブライト

英国の政治家。マンチェスター派の指導者のひとり。コブデンとともに反穀物法同盟を組織して,穀物法廃止に成功。その後も種々の改革に貢献した。英仏通商条約を締結。商相,ランカスター公領相を歴任。
→関連項目マンチェスター学派

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デジタル大辞泉プラスの解説

ブライト

ライオンが製造・販売する衣料用漂白剤のブランド名。酸素系。主な商品に「手間なしブライト」「ブライトW」がある。

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世界大百科事典 第2版の解説

ブライト【John Bright】

1811‐89
イギリスの政治家。ランカシャー,ロッチデールの出身。父は繊維工場の経営者で,クエーカー教徒であった。16歳で家業に従事したが,R.コブデンと出会って,1839年反穀物法同盟に参加,43年下院議員となり,コブデンとともに自由貿易運動を指導した。46年の穀物法廃止後,47年からマンチェスター選出の代議士となり,自由貿易運動をさらに推進したが,平和主義の立場からクリミア戦争に反対したため,57年の選挙では落選した。

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大辞林 第三版の解説

ブライト【breit】

スキーの板を平行に開くこと。

ブライト【John Bright】

1811~1889) イギリスの政治家。コブデンとともに穀物法撤廃を指導し、その後も選挙法改正などの自由主義的改革に尽くす。

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世界大百科事典内のブライトの言及

【自由貿易】より

…こうした理論的背景のもと,自由貿易運動はイギリスにおいて1820年の〈ロンドン商人の請願〉をはじめとして20年代に高まった。39年の〈反穀物法同盟〉結成以後再び運動は高まりをみせ,R.コブデンJ.ブライトらの指導による運動の影響もあって,46年には穀物法廃止に至る。その後,自由貿易は60年の英仏通商条約等の一連の条約として結実するが,80年前後には早くも帝国主義時代の始まりの前にふきとんでしまった。…

【反穀物法同盟】より

…しかし38年にいたって,ブルジョア階級の間に穀物法への反感が著しく高まり,マンチェスターの商工業者が中心となって反穀物法協会(翌年,同盟に改組)を結成した。同盟は運動の先頭に,徹底的な自由貿易論者として知られるコブデンとブライトを立て,豊富な資金を用いて国会議員の選挙戦に干渉するなど,全国にわたって活発な穀物法撤廃運動を展開し,46年,ついにその目的を達し,イギリスは自由貿易政策を確立した。同盟の一つの特色は,終始,政治の圧力団体として活動したということで,目的の達成と同時に解散した。…

※「ブライト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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