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プライムレート prime rate

翻訳|prime rate

Wisdomビジネス用語辞典の解説

プライムレート

 プライムレートとは、銀行が企業に対して融資する際に、一番優遇された金利(最優遇金利と呼びます)のことをいい、最も信用度の高い一流企業に対する最優遇貸出金利を指す。貸出期間が1年未満のものを短期プライムレート(短プラ)、1年以上のものを長期プライムレート(長プラ)と呼び、このプライムレートは各銀行が個別に定めている。短期プライムレートは公定歩合と短期金融市場の影響を受ける。短期金融市場とはコールやCD(譲渡性預金)などの取引を指し、これらの取引が短期プライムレートを左右することになる。長期プライムレートは、長期信用銀行などが発行する5年もの、10年ものの金融債に影響を受ける。金融債は市場で自由に売買が行われている。その時の利回りが長期プライムレートの変動要因になる。つまり、プライムレートの推移は日本経済を映し出す鏡ともいえる。

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大辞林 第三版の解説

プライムレート【prime rate】

優良企業に適用される最優遇貸出金利。アメリカの制度だが、日本でも、市中銀行が優良企業に対して貸し出すときの最優遇金利である標準金利の通称とされる。 → 標準金利

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

プライムレート
ぷらいむれーと
prime rate

銀行が企業に対して融資する際に、もっとも優遇する金利(最優遇金利)で、もっとも信用度の高い一流企業に対する最優遇貸出金利のこと。貸出期間が1年未満のものを短期プライムレート(短プラ)、1年以上のものを長期プライムレート(長プラ)とよび、このプライムレートは各銀行が個別に決める。短期プライムレートは短期金融市場の動向によって決定され、無担保コールレート(オーバーナイト物)という政策金利に準じている。長期プライムレートは、金利自由化以前に、住宅ローン金利の目安で旧長期信用銀行などの金融債の金利によって決定されたが、自由化の進展で現在は短プラに一定利率を上乗せする新長プラになり、住宅ローン金利などに用いられる。プライムレートはそもそもアメリカの市中銀行が一流企業に供与する短期の最優遇貸出金利で、1959年(昭和34)にこれに倣い日本の標準金利が導入された。現在では標準金利をプライムレートとよぶ。[村本 孜]
『日本銀行金融研究所編『新版 わが国の金融制度』(1995・日本信用調査) ▽鹿野嘉昭著『日本の金融制度』(2001・東洋経済新報社)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

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