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短期金利 たんききんり short-term interest rate

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

短期金利
たんききんり
short-term interest rate

償還期限までの期間が短い金利の総称。一般に期間 1年以内の金融取引に基づく資産,負債の金利。日本銀行金融政策上の金融調節で採用している銀行間取引の無担保コールレート,手形金利が代表的。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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知恵蔵2015の解説

短期金利

短期金利とは短期の資金貸借に適用される金利。具体的には、コールレート、CDレート、現先レート、手形割引率、短期プライムレート等。長期金利とは長期の資金貸借に適用される金利。具体的には長期国債・事業債等の利回り長期プライムレート等。両者の区分は、1年以内のものを短期、1年超のものを長期とするのが一般的である。一般に長期金利は短期金利よりも高めに設定されるが、経済動向等によっては逆転現象が起こることもある。また、特に短期(長期)貸出金利といった場合は、民間金融機関による貸出金利を指す。なお、プライムレートとは、一般に、短期・長期貸出金利のうち、最も信用力のある企業に対する最優遇貸出金利のこと。

(吉川満 (株)大和総研常務理事 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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デジタル大辞泉の解説

たんき‐きんり【短期金利】

1年以内の預金債券コマーシャルペーパー(CP)などに適用される金利。日本では日本銀行公開市場操作を通じて調節を行う無担保コール翌日物金利(コールレート)が代表的指標とされ、他の短期金利に影響を与える。→長期金利

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大辞林 第三版の解説

たんききんり【短期金利】

期間が一年未満の金融取引などに適用される金利。 → 長期金利

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

短期金利
たんききんり
short-term interest rate

家計、企業、金融機関、政府などが、取引期間が1年未満の資金の貸し借りをした場合に適用される金利。普通預金金利や期間1年未満の定期預金金利のほか、短期国債、コール、コマーシャルペーパー(CP)、譲渡性預金(CD)、レポ取引市場の金利などが該当する。一般に景気がよく物価が上昇する局面では短期金利は上昇し、景気が悪く物価が下落する局面では低下する傾向がある。また短期金融市場の資金量が増えれば短期金利は低下し、資金量が減れば上昇する傾向がある。このため主要国の中央銀行は、公開市場操作オペレーション)で短期金融市場への資金量を調整し、短期金利を政策的に誘導している。すなわち景気が悪く物価が低下する局面では、中央銀行が市場から国債や手形などを買い取って市場に資金を供給し、短期金利の低下を促して景気を刺激する。反対に景気が過熱気味で物価が上昇する局面では、中央銀行は市場に国債や手形を売り出して市場の資金を吸収し、短期金利の上昇を促して景気過熱を防ぐ。
 日本では、銀行間の資金融通を行うコール市場において、無担保で翌日には返済される資金のやりとりに適用される無担保コール翌日物金利が、日本銀行によって誘導目標金利(政策金利)とされてきた。しかし同金利がデフレ下でほぼ0パーセントから変動しないため、金利引下げによる金融緩和には限界があった。そこで2013年(平成25)4月、日本銀行総裁の黒田東彦(くろだはるひこ)(1944― )は政策目標を資金供給量の指標であるマネタリーベースとする量的緩和策に切り替えた。
 なお、短期金利の国際指標には、イギリス銀行協会が集計・公表しているロンドン銀行間取引金利(LIBOR(ライボー))があり、企業向け融資や個人向けローンの金利の目安として活用されている。日本では全国銀行協会(全銀協)が東京銀行間取引の短期金利「全銀協TIBOR(タイボー)(Tokyo InterBank Offered Rate)」を集計・公表している。なお返済までの期間が1年を超える場合に適用される金利を長期金利という。一般に、返済までの期間が短いほど資金が返ってくる可能性が高まるため、長期金利より短期金利のほうが低くなる。しかしヨーロッパ債務危機などのような金融危機時には、遠い将来よりも近い将来の返済への警戒感が強まり、長短金利が逆転する現象が起きることがある。[矢野 武]

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世界大百科事典内の短期金利の言及

【金利】より

…この金利を操作することを含めて日本銀行の対民間貸出しを操作することを金利政策,公定歩合政策あるいは貸出政策といい,金融政策の重要な手段となっている。(2)短期市場金利 金融機関が支払準備金の過不足を調整するために短期の資金取引を行う短期資金市場の金利(短期金利)で,コール市場におけるコール・レート,手形売買市場(手形市場)における手形(売買)レートがある。コールおよび手形(売買)市場は金融機関だけが市場に参加しうるインター・バンク市場であるが,ほかに一般の事業会社も参加しうる短期資金市場として現先市場およびCD市場がある。…

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