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プリント配線 プリントはいせん printed wiring

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

プリント配線
プリントはいせん
printed wiring

電子部品を結ぶ配線用の導体を印刷によって基板と呼ぶ絶縁物上に実現する技術。印刷配線ともいう。トランジスタや ICの発達とともに盛んに用いられてきた方法である。写真焼き付け技術と化学エッチングを利用したフォトエッチング法,印刷技術の一つであるスクリーン印刷法のほか,メッキ法などがある。

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デジタル大辞泉の解説

プリント‐はいせん【プリント配線】

電子回路を作るときに、合成樹脂などの絶縁体の基板に、導線に相当する導電物質を印刷技術で付着させて配線すること。また、そのもの。印刷配線。

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百科事典マイペディアの解説

プリント配線【プリントはいせん】

印刷配線とも。印刷技術を利用した電気回路配線。絶縁板に銅箔(はく)等を接着したものを基板とし,これに配線部分を印刷し不要の箔を薬品で除去する方法,特殊インキで回路を絶縁板に印刷したり吹き付けたりして配線に転化する方法などがある。
→関連項目トランジスターラジオ

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世界大百科事典 第2版の解説

プリントはいせん【プリント配線 printed circuit】

電子機器の部品間の接続を板状の絶縁物の表面に付着させた薄い導体の帯によって行う技術。トランジスターLSIなどの基礎部品類は別に取り付ける。このような考え方は古くからあり,日本では1936年の特許にメタリコン法吹着配線方法がある。しかし実用化が急速に進んだのは1960年ころからで,ラジオテレビコンピューターなどにトランジスターやICが本格的に使用されるようになってからのことである。小型部品の取付けが簡単で信頼性が高く,配線工数が大幅に削減され量産化,小型化に適している。

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大辞林 第三版の解説

プリントはいせん【プリント配線】

電子回路などの配線を、絶縁体の板の表面に導電性印刷インクで印刷したもの。写真製版による方法もある。印刷配線。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

プリント配線
ぷりんとはいせん
printed wiring

樹脂、セラミックスなどの平板基板上に導電性をもつ配線図形を印刷手法で多量につくり、電子回路を形成したもの。印刷配線ともいう。基板上の所定の位置にデバイスを取り付けるだけで回路が構成できるので誤配線のおそれがなく、回路をコンパクトにまとめることができる。
 プリント配線は電子回路を小型化したいという要求から生まれたもので、第二次世界大戦ごろまではガラス、セラミックス上に銀のペイントを塗布したり、カーボンを印刷焼付けしたものを使用した。現在もっとも広く用いられている銅張り積層方式は1942年のイギリスの特許で、第二次大戦中軍用に多く用いられた。その後47年には、耐酸性インキで回路を印刷し、余分の箇所をエッチングで取り除く方式がアメリカで特許出願され、自動車用計器など民生用にも普及することとなった。日本では1955年(昭和30)からトランジスタラジオの出現とともに使われだし、小型、軽量で量産性がよいため広く普及している。
 プリント配線用の基板材料は、エポキシ、フェノールなどの熱硬化樹脂、紙、ガラス布などを組み合わせたものとかセラミックスなどであるが、可撓(かとう)性を要求されるものにはポリイミド樹脂を用いる。
 配線方法には、銅箔(はく)を接着剤で全面に張り付け、配線部分を残して化学エッチングで取り去る食刻法のほか、絶縁板上に配線部分だけを無電食めっきするめっき法、導電性塗料を印刷塗布して配線を固定する印刷法、配線パターンに切った銅箔を加熱して絶縁板に押し込む圧(おし)込み法などがある。
 プリント配線はその形により、片面、両面のものと、多層配線用のものがあるが、半導体集積回路用として多層セラミックスプリント板もつくられている。プリント配線板にほかの素子とか部品を接続するにはディップ法あるいはソルダリング法が用いられ、数百、数千の接続を数秒で行わせることができる。また、部品の自動挿入や組立て後の自動検査も容易となる。[岩田倫典]
『喜田村善一著『電子・通信部品』(1965・コロナ社)』

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