コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

プロノイア プロノイア pronoia

2件 の用語解説(プロノイアの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

プロノイア
プロノイア
pronoia

「摂理」の意のギリシア語。理性的な神の観念と連関した概念で,プラトンにもみられるが,顕著な形で現れるのはストア派の自然学においてである。宇宙は理性的な霊魂としての神によって支配されている一つの大きな生物体であり,一見偶然であるかにみえる自然的存在の生成消滅の諸原因は,実はすべてを合目的的に形成する内在的な神の理性的な摂理,完全な知恵によって連関しており,自然的存在の全体と諸部分もそれゆえ密接に連関している。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

プロノイア【pronoia】

語源的には,まず〈配慮〉,つづいて〈管理〉を意味するギリシア語で,11世紀以後のビザンティン帝国において,国家が下賜する条件付の土地所有(厳密には,特定の地域からの一定の租税収入額の移譲の一形態)を指す専門用語となった。同制度はバルカンのビザンティン領土を併合した南スラブ人国家やベネチアダルマツィアのスカダル地方でも普及した。条件付とは,本来プロノイアが,受給者本人の生涯に限って(後に初めて世襲化),ストラテイアstrateiaとよばれた対国家義務の提供を代償として与えられる点にある。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

プロノイアの関連キーワードブランド管理桜雲底る続いて配慮マズダ生まず倦まず撓まずマズル地域漁業管理機関

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone