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プロペラ船 プロペラせん

大辞林 第三版の解説

プロペラせん【プロペラ船】

空中プロペラによって推進する船。浅水域を航行するのに便利。

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百科事典マイペディアの解説

プロペラ船【プロペラせん】

空中プロペラ船とも。飛行機と同様のプロペラを空中で回転して推進する急流河川の逆航,浅水の河川などに適している。喫水の浅い小型船やエアクッション船に多くみられる。

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世界大百科事典 第2版の解説

プロペラせん【プロペラ船 aero‐propeller ship】

空中プロペラ船ともいう。推進に空中プロペラを用いる船。通常,船尾あるいは客室の屋根の上などにプロペラを取り付けて推進力を得る。推進の原理はプロペラ式飛行機と同じである。空気の密度は水の密度の約1/860しかないので,水中で用いるスクリュープロペラに比べ非常に大きなプロペラを装備しなければならず,このため水深の浅い浅瀬などのある河川などで使われる小型船とか,エアクッション船などのような特殊な船の推進用に限られ,大型の船では用いられない。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

プロペラ船
ぷろぺらせん

スクリューを使わずに航空機用と同じプロペラを空中で回して進む船。スクリューや舵(かじ)などを船底から突き出さずにすむので、水深が浅くて船の喫水が制限される河川や、水草類が水面まで繁茂しているような湖沼の作業船、遊覧船に使用される。ホバークラフトの場合も水陸両用の特性を生かすには、船底から突き出す舵やプロペラはじゃまになるので、空中プロペラ方式が使用されることが多い。しかし、推進効率はあまりよくないし、日本では空中プロペラ船の特性を発揮できるような水面が少ないので、ホバークラフト以外にはあまりみかけない。[森田知治]

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世界大百科事典内のプロペラ船の言及

【船型】より

…広義には船の概形のことをいうが,ふつう単に船型といえば船の流体力学的性能を決定する水面下の船体形状を指す。
【船の概形】
 船の概形は船体の保持形式によって変わってくるが,大きくは排水量型,半潜水型,潜水型,滑走型,水中翼型,ACV型に分類される。排水量型は船体の一部は水面下,他が水面上にあるもので,ごく通常の船の型式であり,ほとんどの船はこの部類に属する。双胴船もこの変形といえ,自動車などの容積に比べて軽い貨物を積載する場合や,消防艇など大きな横復原力を要求される船に採用される船型であるが,耐航性に問題があり,外洋ではあまり使われない。…

※「プロペラ船」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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