プロングホーン(英語表記)Antilocapra americana; pronghorn; American antelope

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「プロングホーン」の解説

プロングホーン
Antilocapra americana; pronghorn; American antelope

偶蹄目プロングホーン科。エダツノレイヨウともいう。1科1属。体長1~1.5m。背が赤褐色で,額帯,眼下,腰に白色斑がある。雌雄とも約 25cmの角をもつ。夏は単独または小群で,冬は数百頭の群れをなして生活する。晩夏になるとは 15頭前後のハレムを形成する。北アメリカ西部の広い草原や半砂漠地に分布する。

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デジタル大辞泉「プロングホーン」の解説

プロングホーン(pronghorn)

偶蹄(ぐうてい)目プロングホーン科の哺乳類レイヨウ類に近いが、角は枝分かれし、表面の角質の部分が毎年生え換わるところはシカ類に近い。北アメリカの西・南部の草原に分布。えだづのれいよう。えだづのかもしか。

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世界大百科事典 第2版「プロングホーン」の解説

プロングホーン【pronghorn】

レイヨウに似るためエダヅノレイヨウと呼ばれるが,第三紀中新世(約2000万年前)から北アメリカで独自の系統をたどって栄えた偶蹄目プロングホーン科の生残りの哺乳類(イラスト)。北アメリカの固有種で1属1種。体長100~150cm,尾長7.5~18cm,肩高81~104cm,体重36~70kg。走行に適した優美な体をもち,四肢が長く,第2指と第5指を欠く。角はふつう雌雄にあり,ウシと同様に骨芯の上に毛が角質化した角がかぶさるが,シカのように毎年角の角質のが脱落する。

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世界大百科事典内のプロングホーンの言及

【しり(尻∥臀)】より

…シカ類にとくに目立ち,ニホンジカの白い臀斑は黒い側斑に囲まれて鮮やかである。プロングホーンは緊張すると臀斑が逆毛立ち,白い光のような信号を仲間に送る。アメリカ・インディアンはこれをまねて鏡による交信を考案したという。…

※「プロングホーン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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