百科事典マイペディアの解説
ヘブライ人【ヘブライびと】
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古代イスラエル人の別名。ヘブライ語のイブリーに由来し、「進みゆく」「越えてゆく」などの意味をもつ動詞イブルから転じて、「(ユーフラテス)川の向こうからきた者」を意味する。もともとは川を渡ってきた遊牧民集団をさしたものである。紀元前14世紀のアマルナ時代にシリア、パレスチナに出没した「ハピル(ハビル)」とよばれる集団と同一の範疇(はんちゅう)に属するといわれる。のちにイスラエル(「神が支配する」の意)が民族の選民としての自覚に基づく自称として用いられたのに対して、ヘブライは他民族によって世俗的名称として用いられた。
[高橋正男]
出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報
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[古代の住民と文化]
住民の基本構成要素は最古の時代からセム系の民族を中心とした。すなわち,アモリ人(アムル人),カナン人,アラム人,ヘブライ人,フェニキア人,ナバテア人,モアブ人,アンモン人,エドム人などの北西セム語系諸族であり,他の民族(ギリシア人,ローマ人,フルリ人など)は一時的に勢力を伸ばしたにとどまった。しかし,これらのセム系民族も主としてアラビア半島の砂漠からの侵入民であり,7世紀以降のアラブの征服・移住も含め,波状の民族移動が起こること自体シリアの特色であった。…
※「ヘブライ人」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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