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ベルギウス法 ベルギウスほう

百科事典マイペディアの解説

ベルギウス法【ベルギウスほう】

石炭液化による人造石油製造法の一つ。1913年ベルギウスが,石炭を微粉砕して重油と混ぜ,400〜500℃,200〜500気圧で水素を作用させて石炭を重油ないし中油に変えることに成功。
→関連項目合成石油

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世界大百科事典 第2版の解説

ベルギウスほう【ベルギウス法 Bergius process】

ドイツのF.ベルギウスによって1910年代の初めに発明された石炭の液化法をいう。第2次大戦のころ,ドイツやイギリスで軍事上の目的で石油に代わる液体燃料を石炭から生産することが工業的に実施された歴史があるが,戦後,石油が豊富に供給されるようになって,すたれてしまった。しかし,70年代の石油危機以降,石炭からの液体燃料の生産技術の開発研究が再び盛んになり,その一つとして,このベルギウス法に基礎をおき,改良を加える計画が進められている。

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世界大百科事典内のベルギウス法の言及

【ベルギウス】より

…ブレスラウ,ライプチヒ,ベルリンの各大学,およびカールスルーエ工業大学のF.ハーバーに学ぶうちに高圧反応に深い関心をもち,ハノーファーに私設研究所を創立して,石炭の高圧水素添加の研究を独力で始めた。1913年石炭への水素添加により液体燃料〈人造石油〉を得るのに成功し,ベルギウス法としてイーゲー・ファルベン社により工業化された。さらに木材を酸で処理しセルロースを加水分解して糖にする〈木材糖化〉の可能性を示した。…

※「ベルギウス法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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