ベーカーズフィールド(英語表記)Bakersfield

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ベーカーズフィールド
Bakersfield

アメリカ合衆国,カリフォルニア州中南部にある都市。ロサンゼルスの北約 180kmに位置する。かつてはシエラネバダとオーエンズ河谷の鉱山への物資補給の中心であった。 1874年サザン・パシフィック鉄道,98年サンタフェ鉄道が通じ,99年にはカーン川油田が発見され,石油採掘,化学工業が発達した。ジャガイモ,ブドウ,アルファルファ,ワタ,コムギの栽培が行われる。製造業,農業,観光業の割合が適切。物資の集散地となっている。人口 34万7483(2010)。

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世界大百科事典 第2版の解説

ベーカーズフィールド【Bakersfield】

アメリカ合衆国カリフォルニア州中南部の都市。人口19万1000(1994)。セントラル・バレー南部,カーン川に臨む。綿花,果物,アルファルファ等を産する農業地帯および油田地帯の中心都市として重要。1860年代にトマス・ベーカーによって創設され,牧畜の中心となった。サザン・パシフィック,サンタ・フェ両鉄道の到来,19世紀末の石油の発見,さらに灌漑農業の進展によって急速に成長した。【矢ヶ崎 典隆】

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ベーカーズフィールド
べーかーずふぃーるど
Bakersfield

アメリカ合衆国、カリフォルニア州南部、サン・ホアキン谷南端部の都市。人口24万7057(2000)。サン・ホアキン谷に産する綿花、アルファルファ、ブドウなどの果物など、農産物の集散地であり、製油業の中心地である。そのほか食品加工、プラスチック、機械器具など各種工業が発達する。1859年トマス・ベーカーにより町が創設され、85年、付近に金鉱が発見されて大きく発展したが、のちに火事で全焼し、99年の石油の発見で再興され、石油の町の始まりとなった。[作野和世]

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