コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ホテイアオイ

3件 の用語解説(ホテイアオイの意味・用語解説を検索)

百科事典マイペディアの解説

ホテイアオイ

熱帯・亜熱帯アメリカ原産のミズアオイ科多年生水草。長い根をおろし,また枝を横に出してふえる。葉は光沢のある円形で,柄の下半分がふくれ,うきの用をなす。夏,葉間から20〜30cmの花茎を出し,ヒアシンスに似た径3cmほどの淡青紫色の花を穂状につける。
→関連項目帰化植物

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

ホテイアオイ【water hyacinth】

熱帯・亜熱帯アメリカ原産の,ミズアオイ科の浮遊性多年生水草(イラスト)。現在では,世界各地の亜熱帯~熱帯に野生化し,静水域で大群落をなすことが多い。日本でも九州の温暖地に野生化している。葉柄基部が球状にふくらみ,浮性をもつ。葉は心臓形で平滑。根は繊維状で密生し,黒紫色で水中によく茂る。多くの匍匐(ほふく)枝を出し,その先に小苗を生じて繁殖し,繁殖力はきわめて旺盛で,短期間で群落状となる。夏に高さ15~25cmぐらいの花茎を出し,径3cmぐらいの,藤紫色で中央に黄斑のある6弁花を短穂状に咲かせたいへん美しいが,1日花である。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ホテイアオイ
ほていあおい / 布袋葵
[学]Eichhornia crassipes Solms.

ミズアオイ科の多年生の浮遊性水草。ホテイソウ、ウォーターヒヤシンスともいう。根は細く、水中に垂れる。葉は円形または卵円形、鮮緑色で光沢がある。葉柄の基部近くが膨らんで気嚢(きのう)となり、水面に浮かぶ。夏、高さ約30センチメートルの花茎を出して穂状花序をつくり、漏斗(ろうと)状鐘形で径約3センチメートルの花を開く。花被(かひ)は6枚で淡青紫色、上片は大きくて濃い斑紋(はんもん)があり、その中央は黄色である。亜熱帯アメリカ原産で、日本へは明治中期に導入され、暖地では野生化している。池や金魚鉢で観賞する。栽培は水面に浮かべるか、泥土で鉢植えし、鉢のみを水中に沈める。栄養がよいと匐枝(ふくし)で猛烈に繁殖して水面を覆い、害草ともなるが、水中の窒素やリンを吸収する能力が高く、プランクトンの発生を防ぐので、富栄養湖の浄化も試みられている。また、家畜飼料とするほか、発酵させたガスのエネルギー利用の面でも注目されている。[吉江清朗]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ホテイアオイの関連キーワード亜熱帯気候グアババルサマランタパキラチクル亜熱帯林小笠原の外来植物

今日のキーワード

平野美宇

卓球選手。2000年4月14日、静岡県生まれ、山梨県育ち。3歳で卓球を開始。07年に小学1年生で全日本選手権大会バンビの部優勝、09年に小学2年生で同大会ジュニアの部初出場を果たし、注目を集めた。13...

続きを読む

コトバンク for iPhone

ホテイアオイの関連情報