コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ホロビッツ Vladimir Horowitz

百科事典マイペディアの解説

ホロビッツ

ウクライナ出身の米国のピアノ奏者。20世紀を代表するビルトゥオーソの一人。ウクライナキエフ(当時ロシア領)に生まれ,同地の音楽院に学ぶ。1922年にデビューして成功を収め,ソ連各地で演奏会を開く。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて | 情報

世界大百科事典 第2版の解説

ホロビッツ【Vladimir Horowitz】

1904‐89
ロシア出身のアメリカのピアノ奏者。20世紀最高の技巧家として名声をほしいままにした。キエフ音楽院を卒業,1922年にデビュー。25年祖国を去ってベルリンに移り,非常な成功をおさめる。28年のアメリカ・デビューが爆発的な人気を博し,若くして巨匠の仲間入りするに至る。33年トスカニーニの娘ワンダと結婚。40年アメリカに定住,44年市民権を取得。広いレパートリーをもち,スクリャービンソナタ前奏曲,ショパンのマズルカなどでは独特のロマン的な濃厚な抒情を繰り広げ,一方,ラフマニノフのソナタや練習曲では,けんらん豪華な響きを楽しませるなど個性的な表現力で知られた。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

大辞林 第三版の解説

ホロビッツ【Vladimir Horowitz】

1904~1989) ロシア生まれのアメリカのピアノ奏者。超絶的な演奏技巧を駆使したダイナミックな演奏で知られる。

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ホロビッツ

ホロウィッツ」のページをご覧ください。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ホロビッツ
ほろびっつ
Vladimir Horowitz
(1904―1989)

ロシア出身のアメリカのピアノ奏者。20世紀を代表する巨匠の一人。生地キエフの音楽院を卒業して1922年デビュー、国内で活躍したのち、25年ベルリンに移って評判を高め、西ヨーロッパ各地に楽旅。28年のニューヨーク・デビューが大成功を収め、爆発的な人気を博し、早くも不動の地位を築いた。病気のため二度にわたって長期間演奏活動を休止したが、人気はすこしも衰えず、かえって高くなったといわれる。1983年(昭和58)初来日。このときは不調だったが、86年の再来日で実力の一端を示した。「リストの再来」と称された卓越した技巧に加え、情緒あふれる叙情的表現を得意としており、ショパン、シューマン、スクリャービン、ラフマニノフなどで独自の境地を開いた。[岩井宏之]
『G・プラスキン著、奥田恵二・奥田宏子訳『ホロヴィッツ』(1984・音楽之友社)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

ホロビッツの関連キーワードミルスタイン(Nathan Milstein)ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団テータム(Art Tatum)フランソワ・マリ バニエカーネギー・ホールフルトウェングラーピーター ゲルブビーチャム田村 大三ワルター高泉淳子

今日のキーワード

分水嶺

1 分水界になっている山稜(さんりょう)。分水山脈。2 《1が、雨水が異なる水系に分かれる場所であることから》物事の方向性が決まる分かれ目のたとえ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

ホロビッツの関連情報