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ポルト ポルトPorto

5件 の用語解説(ポルトの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ポルト
ポルト
Porto

ポルトガル北西部,ポルト県の県都で,ポルトガル第2の都市。別称オポルト Oportoドーロ川右岸に位置し,ポートワインの醸造と取り引きで世界的に有名。ローマ時代に建設され,540年頃には西ゴート族,716年にはムーア人 (→ベルベル人 ) の支配下に入った。

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デジタル大辞泉の解説

ポルト(Pôrto)

ポルトガル北西部の港湾都市。ドゥーロ川河口に位置する。ポートワインの積み出し港として発展。1996年、旧市街が「ポルトの歴史地区」の名称で世界遺産文化遺産)に登録された。オポルト。

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百科事典マイペディアの解説

ポルト

ポルトガル北西部,ドウロ川河口の港湾都市。ブドウ酒ポートワイン)の醸造・取引の世界的な中心で,オポルトOportoとも呼ばれる。繊維,皮革,タバコ,宝石,金銀細工などの工業も行われる

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世界大百科事典 第2版の解説

ポルト【Porto】

ポルトガル北西部,ドウロ河口右岸にある同国第2の都市。国際的にはオポルトOportoとして知られる。人口33万0199(1981)。ポルトを県都とする同名県の人口密度(648人/km2)は国内有数の高い値を示す。モンデゴ川以北の地域における商工業の中心都市で,ドウロ川左岸とは三つの橋で結ばれ,同市を中心に道路,鉄道網も発達している。市の北西の大西洋岸には大型船舶の出入りするレイションイス港が控え,中心街から13kmの地点には国際空港もある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ポルト
ぽると
Porto

ポルトガル北西部、ドーロ・リトラル地方の中心都市で、首都リスボンに次ぐ同国第二の都市。人口26万2928(2001)。英語名オポルトOporto。ドーロ川の河口に位置し、同川下流域でつくられるポートワインの積出し港として世界的に有名。市街は河口北岸に発達するが、二階建て構造の鉄橋ドン・ルイス1世橋をはじめ、19世紀にエッフェルやその弟子たちのつくった二つの橋と新しい一つの橋により、南岸の町ビラ・ノバ・デ・ガイアVila Nova de Gaia(人口6万9167、2001)と結ばれるワインブレンドおよび貯蔵はおもにこの南岸の町で行われる。人口の約3分の1はワイン関連産業で働いており、ワインの町、それもことにイギリスとの結び付きが強い点ではフランスボルドーに似る。ドーロ川の川幅が狭く、また土砂の堆積(たいせき)が進んだため、大西洋に臨む人工港湾レイションイス港Porto de Leixesが19世紀末から築造され、1932年に拡張された。このレイションイス港周辺に工場地帯があり、繊維、金属、ゴムの諸工業ならびに石油化学プラントが立地している。
 ドーロ川沿いの斜面には古い家屋が密集し、石畳の細い坂道が間を縫う。大聖堂は12世紀創建、18世紀まで増改築が繰り返され、ロマネスク、バロックの様式が混合する。クレリゴスの塔は18世紀建造、高さ75メートルで、船乗りの好目標となっている。ほかにゴシック、ロマネスクの教会や教会堂は数多い。16世紀以来の絵画、彫刻、陶器類を収蔵するソアレス・ドス・レイス国立博物館、歴史民族学博物館、ポルト大学(1911創立)などの文化施設が整っている。1996年この歴史地区がオポルトの歴史地区として世界遺産の文化遺産(世界文化遺産)に登録されている。[田辺 裕・柴田匡平]

歴史

ローマ時代にはポルトゥス・カレPortus Cale(カレの港)として知られ、ポルトガル国名はこの都市に由来する。スエビ王国時代には王国首都ブラガと並ぶ重要な都市であった。8世紀初頭以来イスラム勢力の支配下にあったが、868年キリスト教徒に回復された。ポルトガル独立(1143)後、その支配権をめぐって王権とポルト司教との間に長い闘争が続いたが、ジョアン1世の即位(1385)に際してポルトはリスボンと並んで決定的な役割を果たしたため市民に多くの特権が付与され、貴族は市内での居住が禁じられた。しかし、ポルトが本格的に発展するのは、17世紀末イギリスへのポートワイン輸出が盛んになり始めてからのことである。1500年ごろ約1万にすぎなかった人口もこのころようやく2万を超えた。さらに、18世紀後半にはポンバル侯によって強力に保護され、ポートワインはビラ・ノバ・デ・ガイアからヨーロッパ各国に輸出された。[金七紀男]

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