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マジュリス majlis

翻訳|majlis

世界大百科事典 第2版の解説

マジュリス【majlis】

イスラム諸国で,集会所,サロン,議会などを表すアラビア語。〈座る〉〈(集会に)参加する〉を意味する動詞jalasaの派生語イスラム以前から,一般に集会の意味で用いられたらしく,コーランでも複数形のmajālisがムハンマドの集会の意味で1回だけ出る。 イスラム期に入ってウマイヤ朝初期,アラブの戦士たちが部族ごとに集住した軍営都市(ミスル)内では,その部族の中でのしかるべき居住区ごとに集会所としてのマジュリスが設けられていた。

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世界大百科事典内のマジュリスの言及

【モルジブ】より

…大統領(任期5年)が行政を統括し,大統領によって任命される約10名の閣僚が外務,公安,法務,内務,財政,漁業,教育,厚生,運輸などを分掌している。一院制の立法府は,マジリスMajlisと呼ばれ,環礁を単位とする19の選挙区から選ばれた各2名の議員に,首都選出の2名,大統領指名の8名を加え,計48名の議員(任期5年)からなる。地方行政は,環礁単位に行われ,個々の島にはボドゥ・カティブBodu Katibと呼ばれる島長が置かれている。…

【アラブ】より

…このような指導者は,老人を意味するシャイフの名でよばれるのが普通であるが,単に年齢だけでなく個人的資質が重視される。シャイフは集団の成年男子全員の集会マジュリスで選ばれ,シャイフは重大な決定をなすに当たっては,マジュリスの意見を徴するのを常とした。定住民のクライシュ族の場合,そのメッカ征服と定住の際には部族全体の族長があったが,その後は族長はなく,各氏族がそれぞれ家長(クライシュ族の場合は特に家長という)とマジュリスを持ち,部族全体の利害にかかわる重大事の決定に際しては,各氏族の有力者からなる集会マラーが開かれた。…

※「マジュリス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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