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マリオット Mariotte, Edme

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

マリオット
Mariotte, Edme

[生]1620頃.ディジョン
[没]1684.5.12. パリ
フランスの自然学者,物理学者。サン・マルタンスー・ボーヌの副修道院長。フランス王立科学アカデミー創立会員の一人。流体静力学,気体の研究,植物生理学の研究が知られている。彼の『空気の性質に関する論考』 Discours de la nature de l'air (1676) のなかで,R.ボイルとは独立に得た同等の法則 (ボイルの法則フランスではマリオットの法則と呼ばれる) を発表。ほかに流体の運動,色の本性,気圧計,落下運動,銃の反動,水の凝固,目の盲点など多方面の研究を残している。また植物生理の研究では栄養摂取の問題や,樹液の液圧と動物の血圧の比較研究などが知られている。

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百科事典マイペディアの解説

マリオット

フランスの物理学者気体の研究を行い1676年ボイルの法則再発見。ほかに盲点の発見,水力学の研究などがある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

マリオット
まりおっと
Edme Mariotte
(1620―1684)

フランスの物理学者。ディジョンの生まれといわれる。多くの分野にわたって実験科学を推進し、フランス科学アカデミーで、その創立時(1666)から会員として活躍した。1676年、気体の圧力と体積の間の関係を表すボイルの法則を、U字管を用いてより精密に実験した。また、ベルサイユ宮殿の噴水工事がきっかけで、梁(はり)の曲げ強度の実験を行い、ガリレイの梁の曲げ理論を、弾性変形を考慮して改善した。また、水理学では、流水によって生じる力は速度の2乗とともに変化するという重要な結論を述べた(1668)。そのほか、放射熱がガラスで遮られること、目の盲点についての研究、植物の栄養についての粒子論的説明など、多彩な仕事をした。[高山 進]

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