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マルメ マルメMalmö

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

マルメ
まるめ
Malm

スウェーデン南部、スコーネ地方の工業・港湾都市。人口26万2397(2001)。首都ストックホルムイョーテボリに次ぐスウェーデン第三の都市。エアスン(イョーレ)海峡を挟んでデンマークに相対し、同国との間に定期連絡船が就航。コックムス大造船所があるほか、機械、航空機、家具、セメントなどの諸工業が発達する。1999年8月にはイョーレ海峡を橋と海底トンネルで結ぶ工事が完了、2000年7月にエアスン大橋(エーレスンド大橋)が開通し、マルメとデンマークの首都コペンハーゲンは自動車道路と鉄道で直接結ばれることになった。12世紀より漁港として知られ、13世紀に至りハンザ同盟の商人により商港として発展、とくにニシン漁で栄えた。14世紀にはスウェーデン王より都市権を与えられたが、16世紀に入りデンマーク領となった。マルムヒュース城は1434年に築かれた要塞(ようさい)で、その後破壊されたが再建された。16世紀には市長ヨルゲン・コックによりデンマーク最初の宗教改革の中心地となった。1658年スウェーデン領となり、18世紀に港湾施設を整備して国際港として発展。旧市街は堀に囲まれ、大広場を中心に市庁舎、聖ペトリ教会、ヨルゲン・コックの家など、16世紀初期の商家が近代建築と調和して残り、住宅地はそれより東に広がっている。公園が多く美術館、劇場など文化施設も多い。[中島香子]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

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