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ミミズク Ledra auditura

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ミミズク
Ledra auditura

半翅目同翅亜目ヨコバイ科ミミズク亜科。体長 (翅端まで) は雄 14mm,雌 18mm内外。全体は暗褐色ないし赤褐色で,樹皮に似る。頭部は扁平で幅広く,前方に突出する。複眼は後側方にあり,小さいが突出する。前胸背は大きく,その後部に1対の耳状突起があり,雄では小さく上方に突出するが,雌では大きく前上方に向くことがある。小楯板 (しょうじゅんばん) は平たく,翅鞘は半透明。後肢脛節は扁平で外縁に鋸歯がある。クヌギ,ナラなどにつくが,その数は多くない。本州,四国,九州,琉球列島,朝鮮,台湾,中国に分布する。コミミズク Ledropsis discolorは小型で細長く,前胸背上に耳状突起はない。 (→ヨコバイ )

ミミズク
owls

フクロウ目フクロウ科のなかの,頭部に羽角耳羽ともいう,耳介のように見える突き出た羽毛)をもつ種の総称。羽角は聴覚とはまったく関係ない。一般に「…ズク」というが,「…フクロウ」と呼ぶ鳥と明確に区別されているわけではない。シマフクロウのように「…フクロウ」と名のつくものでも羽角があるものや,アオバズクのように「…ズク」と名のつくものでも羽角がないものもある。(→猛禽類

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世界大百科事典 第2版の解説

ミミズク【Ledra auditura】

半翅目ミミズク科の昆虫(イラスト)。名は鳥類のミミズクに由来し,栗本丹洲(1756‐1834)の《干蟲譜》に初めて見えるので,おそらく彼の命名であろう。胸部背方にある1対の突起が葉状に張り出して,ミミズクの耳羽に似ており,この耳状突起は雄よりも雌のほうが大きい。体長14~18mmで,頭部は前方で葉片化する。体色黄褐色に濃色部を混じえ,樹幹部に静止するときには目だたない。生活史の詳細は明らかでないが,おおよそ夏から秋にかけて,樹幹部に産卵管裂け目をつくり,植物組織中に産卵。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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