ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ミュール精紡機」の意味・わかりやすい解説
ミュール精紡機
ミュールせいぼうき
spinning mule
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…他にポット精紡機(図d)あるいはコップ精紡機(特殊用)(図e)などがある。間欠式のミュール精紡機は生産能率が低く,日本では高級梳毛糸,紡毛糸以外には使用されていない(図f)。また,スライバーの繊維をいったんばらばらにして細くし,切り離した状態で撚りをかけて糸を作るオープンエンド方式(ブレークスピニング)もあり,ローター式(図g),空気加撚式,吸着加撚式,静電式,空気渦流式などがある。…
…79年S.クロンプトンはジェニー機を改良し,ローラードラフトも取り入れた機械を発明し,両者の合の子という意味でミュール(ラバ)と名づけた。このミュール精紡機では1台の紡錘の数は飛躍的に増大し,糸の品質も向上した。ミュールは1825年R.ロバーツによって自動化され,また蒸気機関も導入され,都市での機械による工場を出現させた。…
…Pをボビンとは独立に回転するフライヤーにしたものがフライヤー精紡機である。ミュール精紡機では,糸(P)をボビンと同一速度で回転して撚りをかけた後,Pが静止した状態で糸を巻き取る(紡錘車と同じ)。撚りをかけながら糸を伸ばすので,撚りのかかりにくい太い部分が伸長して均一になる。…
※「ミュール精紡機」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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