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ムツゴロウ(鯥五郎) ムツゴロウ bluespotted mud hopper

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世界大百科事典 第2版の解説

ムツゴロウ【ムツゴロウ(鯥五郎) bluespotted mud hopper】

スズキ目ハゼ科の魚(イラスト)。水陸両生魚である。東南アジア,中国,朝鮮半島沿岸に分布するが,日本では九州の有明海とそれに隣接する八代海のみに見られる。体色は緑色を帯びた灰色で,淡色の斑点が散在する。第1背びれが長く,胸びれはその基部が肉質に富み,干潟上をはい回るのに適している。両眼は頭頂部から突き出ており,自由に動かせる。水から出ているときには,口の中に水を含み,えら,口腔内の粘膜,さらに皮膚,鰭膜(きまく)を通して呼吸している。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のムツゴロウ(鯥五郎)の言及

【有明海】より

…沿岸の干拓地は溝渠(こうきよ)網にめぐらされた九州最大の筑紫平野を形成し,米作を中心とする日本の農業の先進地となっている。沿岸では日本一の生産量を誇るノリ養殖のほか,モガイ,アサリ,アゲマキ,タイラギなどの魚介類の採取が多く,はね板(ガタスキー)を利用しての珍奇なムツゴロウとりは,干潟の代表的風物詩である。このほか特産のウミタケ,生きている化石オオシャミセンガイ,有明海のみにいる美しい〈エツ〉(カタクチイワシ科の魚)など貴重な生物が生息している。…

※「ムツゴロウ(鯥五郎)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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