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メッシナ地震 メッシナじしんMessina earthquake of 1908

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

メッシナ地震
メッシナじしん
Messina earthquake of 1908

1908年12月28日,南イタリアに壊滅的被害をもたらした地震。ヨーロッパの観測史上最大とみられる。津波も発生し,二重の大災害によってメッシナレッジョディカラブリアと,これらに隣接し海に面した多くの町がほぼ完全に破壊された。発生時刻は午前5時20分頃。震源はカラブリア州シチリア島の間にあるメッシナ海峡の海底。本震は 20秒以上続き,マグニチュードM)はリヒタースケール(→リヒター)で 7.5。続いて発生した津波は高さ約 13mに達しシチリア島北部やカラブリア州南部の海岸を襲った。この災害による死者は 8万人以上に上り,生き残った人々の多くはイタリアの他都市やアメリカ合衆国へ移住した。専門家は長い間,津波の原因を地震で生じた海底のずれだと考えていたが,21世紀初めに終了した調査により,地震とは関係のない海底地すべりによって発生したことが示された。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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世界大百科事典内のメッシナ地震の言及

【地震】より

…イタリアの地震活動はそれほど高くないが,歴史上多くの大震災が記録され,死者数万人という事例がいくつかある。1908年メッシナ地震(M7.2,死者11万)では,メッシナ,レッジョ両市の人口の半分以上が死亡した。東アフリカの地中海岸にも大震災がある。…

※「メッシナ地震」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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