コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

メルブ メルブ Merv

4件 の用語解説(メルブの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

メルブ
メルブ
Merv

中央アジアの古都。トルクメニスタンムルガーブ川支流のオアシスマルイの東約 27kmにある。この付近はすでにアケメネス朝時代に発達した灌漑農業が行なわれ,ぶどう酒の生産で知られた。マルギアナ地方のサトラップ (州総督) 所在地で,パルティア帝国ササン朝時代にも州都として栄えた。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

メルブ(Merv)

中央アジア南西部、カラクム砂漠にある都市遺跡。現在のトルクメニスタン南東部の都市マリーの郊外に位置する。アケメネス朝ペルシア支配下の紀元前6世紀からモンゴル帝国に侵略される13世紀初めまでオアシス都市として栄え、中央アジア最大の規模を誇る。11世紀から12世紀にかけてのセルジュークトルコ時代に最盛期を迎えた。支配者が変わる度に古い町が捨てられ、新たに町が造られるため、各時代の遺跡が見られる1999年、「古代メルブ国立歴史文化公園」の名称で世界遺産文化遺産)に登録された。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

メルブ【Merv】

中央アジア,トルクメニスタンのマリMary東方30km,ムルガーブ川右岸にある都城址群を指して考古学ではメルブとよぶ。19世紀末に調査が一部おこなわれたのち,1950‐60年代に部分発掘があった。いまエレク・カレとよぶ遺跡を中心に,前1千年紀中ごろから居住がはじまり,以後これを中心に都市は広大化し,パルティア時代にはニサの12倍という面積に達し,もっとも繁栄した。その遺跡はギャウル・カレであり,ササン朝を通じて居住が続いた。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

メルブ
めるぶ
Мерв Merv 

トルクメニスタン、マリー州の州都マリーの旧称。[編集部]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のメルブの言及

【ホラーサーン】より

…ホラーサーンは〈太陽khorの上る所〉を意味する。 かつてはマー・ワラー・アンナフル以南,アフガニスタンも含んでおり,メルブヘラート,バルフもホラーサーンの主要都市であった。遊牧民の南下の通路にあたり古来しばしばその侵入を被った。…

※「メルブ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

メルブの関連キーワードオシカラクム運河カラクム砂漠キジルクム砂漠砂漠気候トゥラン低地トプラクカラ双峰駱駝アヤズカラクワットカラ

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

メルブの関連情報