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モラビア モラビア Moravia, Alberto

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

モラビア
モラビア
Moravia, Alberto

[生]1907.11.28. ローマ
[没]1990.9.26. ローマ
イタリアの小説家,評論家。本名 Pincherle。9歳のとき脊椎カリエスにかかり,ほとんど独学で広く世界文学に通暁した。最初の長編『無関心な人びと』 Gli indifferenti (1929) を自費出版して大成功を収め,作家として独立したが,ファシズム時代には執筆を禁止された。

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モラビア
モラビア
Moravia

チェコ語ではモラバ Morava,ドイツ語ではメーレン Mährenチェコ東部の地方。かつての大モラビア帝国の地。西はチェコのチェヒ (ボヘミア) 地方,東-南東はスロバキア,北はポーランド,南はオーストリアに接する。

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デジタル大辞泉の解説

モラビア(Alberto Moravia)

[1907~1990]イタリアの小説家。心理主義的な写実描写により、現代人の倦怠(けんたい)と退廃を鋭く描き出した。作「無関心な人々」「ローマの女」など。

モラビア(Moravia)

モラバの英語名。

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百科事典マイペディアの解説

モラビア

イタリアの作家。本名アルベルト・ピンケルレ(Alberto Pincherle)。処女作《無関心な人びと》(1929年)以来,鋭い現実主義的作風と心理主義によって現代社会の危機と退廃を描写し続ける。

モラビア

チェコ東部の地方。チェコ語ではモラバMorava,ドイツ語ではメーレン。北部と東部は山地,西部はボヘミア・モラビア高地で,中央部をモラバ川が流れる。モラバ川とオドラ川に挟まれた通称〈モラビアの門〉は古来の通商路であり,戦略の拠点でもあった。
→関連項目オロモウツチェコ

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世界大百科事典 第2版の解説

モラビア【Moravia】

チェコ東部の歴史的地域名。チェコ語ではモラバMorava,ドイツ語ではメーレンMährenと呼ばれる。行政上は北モラビア,南モラビア地方に分かれる。面積約2万6000km2,人口約403万(1996)。中心都市ブルノ。主要民族はモラビア方言を話すチェコ人ドナウ川の支流モラバ川と,そこに注ぐ大小河川流域に広がる地帯で,北西のボヘミア・モラビア高地でボヘミアと,南東に延びる小カルパチ山脈,ビエレ・カルパチ山脈,ヤボルニーキ山脈でスロバキアと分断されるが,南北に開かれ,モラバ川とオドラ川の河谷のつくるいわゆる〈モラビア門Moravská brána〉を通って古来南のアドリア海,オーストリアと,北のポーランド,バルト海とを結ぶ通商路が開かれていた。

モラビア【Alberto Moravia】

1907‐90
イタリアの作家。本名アルベルト・ピンケルレA.Pincherle。ローマ生れ。骨髄結核のため闘病8年。独学。回復期(1925‐28)に処女作《無関心な人々》(1929)を執筆,市民生活の腐敗と無気力を描き好評を博したが,発禁となる。以後,ファシズム政権の圧迫を嫌い,小説執筆のあいだに,新聞社特派員として欧米諸国や中国に旅行。大戦中はカプリ島に隠棲。1943年6月,政変直後のローマへ帰るが,ドイツ軍による逮捕の危険を逃れ山間の僻地に越冬する。

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大辞林 第三版の解説

モラビア【Moravia】

モラバ

モラビア【Alberto Moravia】

1907~1990) イタリアの小説家。性の問題に焦点をあて、人間の孤独と疎外を写実的な心理描写と巧みな物語性で描く。作品「無関心な人々」「仮面舞踏会」「ローマの女」「倦怠」など。

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世界大百科事典内のモラビアの言及

【チェコ】より

…1993年1月にスロバキアと分離・独立した。西部のボヘミア(チェコ語ではチェヒČechy),東部のモラビア(チェコ語ではモラバMorava)の二つの地方からなる。モラビアには歴史的領土のシュレジエン(チェコ語でスレスコSlezsko,ポーランド語でシロンスク)が含まれる。…

【ネオレアリズモ】より


【文学】
 字義通りには〈新しいリアリズム〉を意味するイタリア語で,文学史的にはふつう,反ファシズム闘争を題材にした第2次大戦後のイタリア文学を総称していう。ただし,ファシズム政権に不従順な小説を発表したことからモラビアの《無関心な人びと》(1929)に,また,労働者の反権力意識の目ざめを描いたことからベルナーリCarlo Bernari(1909‐92)の《三人の工員》(1934)に,ネオレアリズモの起源を求めようとする批評家もいる。また戦後におびただしい数の反ファシズム闘争体験談が出版され,これらを一括してネオレアリズモと呼ぶ向きもある。…

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