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ヤコポーネ・ダ・トーディ ヤコポーネ・ダ・トーディJacopone da Todi

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ヤコポーネ・ダ・トーディ
Jacopone da Todi

[生]1230頃.トーディ
[没]1306. コラッツィオーネ
13世紀イタリアの宗教詩人。通称 Jacopo de' Benedetti。 1268年妻の急死を機にそれまでの世俗的生活を捨てて流浪の身となり,1278年にはフランシスコ派の修道士となるが,宗門の争いに巻き込まれてボニファチウス8世により破門,投獄される。おもな作品に『悲しみの御母は立ちませり』 Stabat mater dolorosa,『聖母の涙』 Pianto della Madonnaがある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ヤコポーネ・ダ・トーディ
やこぽーねだとーでぃ
Jacopone da Todi
(1230/36―1306)

キリスト教を題材にした民衆詩「ラウデ」(賛歌)の作者として知られるイタリアの詩人。貴族の家に生まれる。30代も後半になって妻の突然の死を契機に、それまでの放縦な世俗の生活を捨て、10年間の改悛(かいしゅん)と瞑想(めいそう)ののち、聖フランチェスコ派の戒律厳しい聖霊派に所属した。教会の腐敗を攻撃し、時の法王ボニファティウス8世を相手に闘って、破門と4年余の投獄にあうが、信念を貫き通した。釈放後は生地に近い修道院に入り、そこで死んだ。彼の作とされる100余りの「ラウデ」のなかでも『聖母の嘆き』は傑作とされている。[古賀弘人]

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