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ユリ科 ユリかLiliaceae

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ユリ科
ユリか
Liliaceae

単子葉植物ユリ目の1科。単子葉植物としてはイネ科,ラン科に次いで大きな科であり,全世界の熱帯から寒帯,高山帯にいたるまでほぼ全域に分布し,砂漠に近い乾燥地域にも多くの種類がある。全体で約 250属 4000種ほどが知られる。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ユリ科
ゆりか
[学]Liliaceae

単子葉植物。大半は多年草であるが、まれに藤本(とうほん)(つる植物)もある。地下茎がよく発達し、鱗茎(りんけい)、球茎または根茎をもつものが多い。葉は草質、革質で平行脈があるが、網状脈があるものもあり、多くは互生であるが、対生、輪生のものもある。普通は全縁。花は1ないし多数。花序は総状、散状、穂状または束状。花は両性であるが、まれに単性のものもあり、多くは放射相称で、まれに左右相称もある。花被片は6枚で、離生または合生する。雄しべは6本で、葯(やく)は普通は縦裂する。子房は多くは3室であるが、まれに1室のものもあり、多くは上位。胚珠(はいしゅ)は各室に2個から多数あり、まれに1個のものもあり、半倒生。果実は(さくか)または液果。種子は形態が多様で、膜質の翼や、エライオソームとよばれる付属体をつけるものが多い。世界に約200属、約3000種が知られるが、形態が多様で、科を細分し、ユリ科、ネギ科、サルトリイバラ科など14科以上に分ける説もある。ここでは、広く用いられている分類様式について述べる。
 ヤブラン亜科は果皮が薄く、成熟すると種子が露出する。ジャノヒゲなどがある。以下のものは種子が露出しない。キジカクシ亜科は液果で多年草。アスパラガス、アマドコロ、スズラン、オモトなど。シオデ亜科は液果で低木状のつる草。サルトリイバラなど。果で根茎をもつものにシュロソウ亜科(ホトトギス、ショウジョウバカマなど)、ツルボラン亜科(ギボウシ、ヤブカンゾウなど)、ソクシンラン亜科(ソクシンラン)などがある。果で鱗茎をもつものにユリ亜科(ユリ、カタクリ、バイモなど)、ツルボ亜科(ツルボ、ヒアシンスなど)、ネギ亜科(ニラ、ネギなど)がある。[河野昭一]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内のユリ科の言及

【ユリ(百合)】より

…ユリ科ユリ属Liliumに属する植物の総称。観賞価値の高いものが多く,単子葉植物中,最も大きな花をつけるもの,強い芳香を放つものを含む。…

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