ラティマー(その他表記)Latimer, Hugh

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ラティマー」の意味・わかりやすい解説

ラティマー
Latimer, Hugh

[生]1485? レスターシャー,ザーカストン
[没]1555.10.16. オックスフォード
イギリスの主教宗教改革家。改革派説教師として活動,国王ヘンリー8世の宗教改革支持してウースターの主教となった (1535) 。しかし,1539年六ヵ条法は改革として不徹底であると反対し,辞任エドワード6世の時代に再び活動を始めた。彼の説教民衆の心をつかみ,改革に大きく寄与した。しかしメアリー1世即位とともに捕えられ,オックスフォードで宗教裁判にかけられた末,異端として焚殺された。

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山川 世界史小辞典 改訂新版 「ラティマー」の解説

ラティマー
Hugh Latimer

1485頃~1555

イングランド聖職者ケンブリッジ大学に学び,熱烈な説教で名をあげ,ヘンリ8世離婚宗教改革を支持。クランマーと並ぶプロテスタントの代表的存在となる。メアリ1世によって異端として逮捕され,オクスフォードで火刑になった。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

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