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ラブクラフト Howard Phillips Lovecraft

デジタル大辞泉の解説

ラブクラフト(Howard Phillips Lovecraft)

[1890~1937]米国小説家。怪奇・幻想小説の先駆者の一人。生前無名だったが、死後に広く知られるようになり、一連の小説がクトゥルー神話として体系化された。H=P=ラブクラフト。

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百科事典マイペディアの解説

ラブクラフト

米国の怪奇小説作家。ニューイングランド地方を主な舞台に,彫琢された文体と悪魔的雰囲気で怪奇現象を描く短編佳作が多い。SF的作品もある。ほとんど無名のまま没したが死後評価が高まった。

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世界大百科事典 第2版の解説

ラブクラフト【Howard Philips Lovecraft】

1890‐1937
アメリカの怪奇小説作家。終生にわたって生地ロード・アイランド州プロビデンスに住み,昼はブラインドを降ろしランプをともして無気味な物語を書きつづけた。当時流行したブラバツキー神智学に影響を受け,人間と異次元の怪物との抗争を好んで描いた。魚神ダゴンの巣食う奇怪な寒村の歴史をつづった《インスマスの影》(1936)などの作品がある。無名のまま腎炎で没したが,友人たちが〈アーカム・ハウスArkham House〉を興して彼の作品集を出版して以後,彼の創造した怪神と神話大系は世に知られだし,C.ウィルソンら現代作家に少なからぬ影響を与えた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ラブクラフト
らぶくらふと
Howard Phlips Lovecraft
(1890―1937)

アメリカの怪奇恐怖小説作家。プロビデンス生まれ。怪奇小説でも、ひときわぬきんでた存在だったが、発表誌は多くがパルプ・マガジンだったために、かならずしも文運には恵まれなかった。死後、いくつかのアンソロジーの遺作選集が出るに及んで、絶大な人気を獲得した。彼のつくりあげた異次元にある神の支配する世界の「クートル神話」cthulhu mythは、現在のSF宇宙冒険物に大きな影響を与えている。[梶 龍雄]
『大西尹明・宇野利泰・大瀧啓裕訳『ラヴクラフト全集』全5巻(創元推理文庫)』

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