ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「ラブラドル」の解説
ラブラドル
Labrador
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カナダ東部、ニューファンドランド州ラブラドル半島に位置する行政区。大西洋に面し、西と南はケベック州と境している。面積29万3000平方キロメートル。人口3万1318(1981)。カナダ楯状地(たてじょうち)の一部で、内陸は高度約1500メートルの高地をなし、多くの氷河湖がある。おもな河川はチャーチル川で、水力発電に利用されているチャーチル滝をもつ。ラブラドル海流のため東部は寒気が厳しいが、針葉樹林帯である。ほとんどが未開の地であるが、鉄鉱石などの豊富な鉱物資源の埋蔵が知られている。海岸はフィヨルドが発達し、バトル・ハーバーやカートライト、インディアン・ハーバーなどの天然の良港に恵まれ、タラ、サケ漁業が行われている。毛皮と魚が主産業である。1498年にJ・カボートが訪れてから知られるようになり、19世紀に白人が沿岸に漁業基地を建設し、1949年にカナダ領となった。
[山下脩二]
海上保安庁に所属し海上の警備と救難業務を行なう船。外洋で行動する大型で航洋性があるものを巡視船といい,港内や湾内などのかぎられた水域で行動する 100総t程度以下の小型のものを巡視艇と呼ぶ。武器として...
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