ランダウアー(英語表記)Landauer, Gustav

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ランダウアー
Landauer, Gustav

[生]1870.4.7. カルルスルーエ
[没]1919.5.2. ミュンヘン
ドイツの評論家。クロポトキンの影響を受け,アナーキズムの立場から『社会主義への呼びかけ』 Aufruf zum Sozialismus (1911) などを著わしたほか,小説『死の説教師』 Der Todesprediger (1893) ,O.ワイルドや G. B.ショーの翻訳がある。ミュンヘンの市街戦で極左の戦列に加わり政府軍と戦い,倒れた。

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世界大百科事典 第2版の解説

ランダウアー【Gustav Landauer】

1870‐1919
ドイツのアナーキスト。ユダヤ系。1890年代初頭社会民主党と決別,アナーキストとなり,1908年社会主義同盟を結成。《社会主義への呼びかけ》(1911)の中で,土地の共有および農業と工業の結合に立った〈ゲマインデ〉(自治共同体)から成る社会の建設を唱道した。ドイツ革命では,レーテに基づく〈自律的共和国の連邦〉を擁護し,アイスナーと協力し,バイエルン・レーテ共和国の形成に参加,その崩壊時,政府軍に虐殺された。

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