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ラーベ ラーベ Raabe, Wilhelm

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ラーベ
ラーベ
Raabe, Wilhelm

[生]1831.9.8. エッシャースハウゼン
[没]1910.11.15. ブラウンシュワイク
ドイツの小説家。ベルリン大学在学中に書いた処女小説『雀横町年代記』 Die Chronik der Sperlingsgasse (1856) で成功を収め,以後作家として立つ。『森から来た人々』 Die Leute aus dem Walde (63) のなかの言葉「星を仰げ! 横町に目を注げ!」が象徴するように,現実に根ざしたロマン的な理想主義を志向。

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デジタル大辞泉の解説

ラーベ(Wilhelm Raabe)

[1831~1910]ドイツの小説家。写実主義、皮肉とユーモア、厭世(えんせい)観など多様な傾向をもつ作風で知られる。著「雀(すずめ)横丁年代記」「飢餓牧師」。

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百科事典マイペディアの解説

ラーベ

ドイツの小説家。写実主義の代表作家とされるが,その枠におさまらない多くの作品を書いた。ジャン・パウルロマン主義的な部分とディケンズの客観的描写との総合を目ざした。
→関連項目写実主義

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世界大百科事典 第2版の解説

ラーベ【Wilhelm Raabe】

1831‐1910
ドイツ写実主義の代表作家の一人。ブラウンシュワイク公国に仕える裁判書記官の子に生まれる。少年時代幾度かの転校で学業に対する興味を喪失,ウェーザー河畔の美しい自然に触れ,絵に親しむ。父の早死で母の郷里ウォルフェンビュッテルに帰り,高校に入るが中退,4年間マクデブルクで書店見習の生活を送る。この間サッカレーディケンズ,ハイネ,E.T.A.ホフマンを熱心に読む。その後いったん帰郷したあと,1854年にはベルリンへ赴き,大学の聴講生となる。

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大辞林 第三版の解説

ラーベ【Wilhelm Raabe】

1831~1910) ドイツの小説家。老成した人生の観察家で、皮肉とユーモアに富む独特の詩的リアリズムで知られる。著「雀横丁年代記」「飢餓牧師」

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ラーベ
らーべ
Wilhelm Raabe
(1831―1910)

ドイツの小説家。ブラウンシュワイク公国の片田舎(かたいなか)に生まれる。一時書店勤めをしたのちベルリン大学の聴講生となる。そのかたわら小説を書き始め、1856年に『雀(すずめ)横丁年代記』を上梓(じょうし)したが、ベルリンの下町生活をユーモアあふれる筆致で描いたこの処女作は、すでにラーベ独特の巧みな物語技法を示している。1862年から8年間シュトゥットガルトに住み、『飢(う)えの牧師』(1864)、『アブ・テルファン』(1867)、『死体運搬車』(1870)のいわゆる「シュトゥットガルト三部作」を書いた。精神的に飢え理想を求めて苦学したすえ、ついに牧師になる青年を描いた『飢えの牧師』が、以前はラーベの代表作と目されていたが、第二次世界大戦後に至りブラウンシュワイクに帰ってからの、それまで看過されていた作品群が脚光を浴びて、むしろ、ここにラーベの真価がみいだされるようになった。とくに『まんじゅう』(1891)と『フォーゲルザングの記録文書』(1896)において、時代の変化に順応せず、あくまで自己に忠実に生きようとする、アウトサイダー的人間を主人公にして、鋭い時代批判を行っている。[石井不二雄]
『伊藤武雄訳『雀横丁年代記』(岩波文庫)』

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