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リシン ricin

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

リシン
ricin

トウゴマの種子に含まれるアルブミンの一種。毒性が強く,生の種子を多量に食べたり,水抽出液を注射したりすると,内臓諸器官に出血を起し,死にいたることもある。致死素因子,血球凝集因子をもった毒素蛋白質である。

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漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典の解説

リシン【lysine】

必須アミノ酸のひとつ。体のたんぱく質の構成に重要な役割をもつ。米、小麦、その他穀類の植物性たんぱく質における含量が低いため、肉類、卵、乳製品、魚介類などの動物性たんぱく質を積極的に摂取することで、たんぱく質の利用率を向上させる必要がある。たんぱく質の吸収を促進させ、ブドウ糖の代謝やカルシウムの吸収を高めるほか、肝臓の機能強化、細菌やウイルスに対する抗体をつくり免疫力強化などに効果を発揮する。リシンが不足すると、疲れやすくなり、めまい、嘔吐、目の充血、貧血などの症状が現れる。

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大辞林 第三版の解説

リシン【lysine】

塩基性アミノ酸の一。ヒトの必須アミノ酸の一つで、ほとんどすべてのタンパク質の構成成分となる。アルブミン・ゼラチン・カゼインなどに多く含まれる。植物の幼芽などには遊離して存在する。リジン。

リシン【ricin】

トウゴマの種子に含まれる糖タンパク質の一種。猛毒。生の種子を多量に食べると死ぬ。リチン。

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知恵蔵miniの解説

リシン

トウゴマの種子に含まれる有毒なタンパク質。細胞を壊死させて臓器不全を招き、場合によっては死をもたらす。人体への影響の度合いは摂取した量や時間、経路(吸入・経口・注射)によって異なるが、最低致死量は推定で体重1キロ当たり0.03ミリグラム、中毒に陥り死に至るまでの時間は36~72時間とされる。解毒剤は存在しない。

(2013-4-19)

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