リチャード1世(読み)リチャードいっせい(英語表記)Richard I, the Lion-Heart

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

リチャード1世
リチャードいっせい
Richard I, the Lion-Heart

[生]1157.9.8. オックスフォード
[没]1199.4.6. シャリュス
イギリス,プランタジネット朝第2代のイングランド王 (在位 1189~99) 。ヘンリー2世の第3子。その勇武,騎士的行為により「獅子心王」と称される。初めアキテーヌ公に叙せられたが,兄ヘンリーの死により王位相続者となった。フランス王フィリップ2世と結んで弟ジョンとともに父王ヘンリー2世に反乱を起し,その死とともに 1189年イングランド王,ノルマンディー公,アンジュー伯となった。翌 90年海路第3次十字軍に出発,フィリップ2世とともにキプロス島を征服,アッコンを占領,エルサレムに迫ったが,占領することができなかった。この間フィリップ2世,オーストリア公レオポルトと不和になり,エジプトのイスラム教国アイユーブ朝のサラディンと休戦を結び,ベネチア付近より陸路帰国の途中,ウィーンでレオポルトに捕えられ,のち神聖ローマ皇帝ハインリヒ6世に引渡され,各地の城を転々と移された。 94年 15万マルクの巨額の身のしろ金を支払って帰国したが,わずか1ヵ月足らずでノルマンディーにおもむき,以後数年フィリップ2世と戦った。リモージュ付近で重傷を負って没した。その英雄的行為は騎士の典型とうたわれるが,十字軍,身のしろ金で多大の負担を国内に課したため,不満が高まり,次のジョン王時代の貴族の反乱の一因をつくった。

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367日誕生日大事典の解説

リチャード1世

生年月日:1157年9月8日
プランタジネット朝第2代のイングランド王(在位1189〜99)
1199年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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