リレーレース

デジタル大辞泉 「リレーレース」の意味・読み・例文・類語

リレー‐レース(relay race)

陸上競技競泳スキースケートなどで、数人選手が一組となり、それぞれ一定の距離を受け持って次の選手に受け継ぎながら速さを競う競技リレー継走。
[類語]競走レース競歩徒競走障害物競走駅伝競走耐久競走長距離競争持久走継走メドレーリレーマラソンかけくらべかけっこ

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精選版 日本国語大辞典 「リレーレース」の意味・読み・例文・類語

リレー‐レース

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] relay race ) =リレー
    1. [初出の実例]「運動会でやるリレー・レースのやうなもんで」(出典:竹沢先生と云ふ人(1924‐25)〈長与善郎〉竹沢先生の人生観)

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百科事典マイペディア 「リレーレース」の意味・わかりやすい解説

リレーレース

陸上競技水泳競技競泳参照)などにおいて,チームの成員がそれぞれ一定距離を分担して走りあるいは泳いで順次受け継いで行うチーム対抗レース。陸上競技では,各人とも同一距離を走るもの(オリンピック種目は男女とも400mおよび1600mの4種目)と,スウェーデンリレーのように,各人が異なった距離を走るものがある。次走者との受継ぎはバトンの受渡しによって行い,バトンの受渡しは発走線の前後各10m計20mの区域内で行わなければならない。水泳競技では,各人が同一距離を泳ぐもの(オリンピック種目は男子4×200mと男女とも4×100mの自由形)と,メドレーリレー(オリンピック種目は男女とも4×100m)がある。次泳者との受継ぎはプール壁へのタッチをもって行う。オリンピック・陸上男子400mでは,アメリカとジャマイカが抜けた存在。日本は走力的な劣勢を補うバトンタッチの技術で,2004年のアテネオリンピックで4位入賞,2008年の北京オリンピック銅メダル獲得した。またオリンピック水泳競技ではアメリカが強豪。日本では男子4×200m自由形で,1928年のアムステルダムオリンピックで銀,1932年のロサンゼルスオリンピック,1936年のベルリンオリンピックと連続して金メダルを獲得,戦後も1952年のヘルシンキオリンピックで銀,1960年のローマオリンピックで銀,1964年の東京オリンピックで銅と得意種目だったが,その後振るわない。男子4×100mメドレーリレーでは,1960年のローマオリンピックで銅,2004年のアテネオリンピックで銅,2008年の北京オリンピックで銅,2012年のロンドンオリンピックで銀を獲得している。女子はアメリカ,オーストラリアが強豪。日本は4×100mメドレーリレーで2000年のシドニーオリンピックで銅,2012年のロンドンオリンピックで銅を獲得している。
→関連項目リレー(スポーツ)

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