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ルカーチ ルカーチLukács György

6件 の用語解説(ルカーチの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ルカーチ
ルカーチ
Lukács György

[生]1885.4.13. ブダペスト
[没]1971.6.4. ブダペスト
ハンガリーの哲学者,文芸理論家。ブダペスト,ベルリンハイデルベルクの各大学で美学,歴史を学ぶ。 1918年ハンガリー共産党員となり,革命運動に加わったが,失敗してウィーンに逃れ,さらにベルリン,モスクワなどに滞在,マルクスエンゲルスレーニン研究所所員となる。

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デジタル大辞泉の解説

ルカーチ(Lukács György)

[1885~1971]ハンガリーの哲学者・文学史家。ドイツで哲学・美学を学んだのち帰国。1918~19年のハンガリー革命に参加し、革命失敗後、亡命。第二次大戦後再帰国。マルクス主義の立場からの文芸評論が多い。著「歴史と階級意識」「若きヘーゲル」「理性の破壊」など。

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百科事典マイペディアの解説

ルカーチ

ハンガリーの哲学者,美学者。若くしてドイツに留学,ジンメル,M.ウェーバーらに学んだ。1918年ハンガリー革命では教育人民委員となったが,革命失敗後ウィーンからモスクワへ亡命。
→関連項目疎外針生一郎マルクス主義マンハイム

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世界大百科事典 第2版の解説

ルカーチ【Lukács György】

1885‐1971
ハンガリーの哲学者,美学者。いわゆる〈西欧的マルクス主義〉の代表者。ブダペストの銀行家の家に生まれ,はじめ故国で演劇運動に携わったが,ドイツではジンメル,ウェーバーに学び,エッセー集《魂と形式Die Seele und die Formen》(1911),ジャンルの変化の歴史哲学的考察《小説の理論Die Theorie des Romans》(1915)で頭角を現し,E.ラスクと並ぶ新進思想家として注目される。

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大辞林 第三版の解説

ルカーチ【Lukács György】

1885~1971) ハンガリーの哲学者・文学史家。ドイツに留学し、ヘーゲル哲学などを学び、のちマルクス主義に接近。マルクス主義の立場から哲学・文学・美学を研究。著「歴史と階級意識」「ゲーテとその時代」「若きヘーゲル」「理性の破壊」など。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ルカーチ
るかーち
Gyrgy Lukcs
(1885―1971)

ハンガリーのマルクス主義哲学者、文学史家。ブダペストの名家の生まれ。ブダペスト大学で文学博士号をとり、ベルリン大学でジンメルに、ハイデルベルク大学でM・ウェーバーに師事した。のち思想的転機を経て、1918年に共産党に入党し、ベラ・クンを中心とするハンガリー・ソビエト共和国樹立に際しては、文化教育相を務めた。地下運動の問題でクンと対立し、彼は『歴史と階級意識』(1923)で自己の立場を明らかにしたが、「偏向」とみなされ、党の中央を追われた。
 しかし、ヒトラー登場後、モスクワに亡命し、自己批判を重ねて科学学士院の哲学研究所で美学、文学史を研究。1944年ハンガリーに帰国し、大著『若きヘーゲル』(1948)、『理性の破壊』(1952)を著した。1956年の動乱にはペトウィ団の指導者として反ソ派の立場をとり、一時はナジ政権の文化相を務めたが、ルーマニアに追放された。1957年許されてブダペストに帰り、以後美学研究に専念した。
 彼の哲学は、ソビエト系のマルクス主義とは著しく異なっている。第一に、自然弁証法を認めず、社会的実践を通じての主観・客観の合一という立場をとること。第二に、経済決定論に対して前衛の理想的先駆性を重視し、プロレタリアートの自己認識において、疎外からの回復を図るという構想をもつこと。第三に、反映論の立場をとらず、思惟(しい)の働きを含むものとしての、生成する実在がプロレタリアートの運動を媒介として、全体性としての真理を実現すると考える点である。しかし、第二次世界大戦後はソビエト系の考え方への接近を示してもいる。著書にはほかに『ドイツ文学小史』(1945~1947)、『実存主義かマルクス主義か』(1948)などがある。[加藤尚武]
『小場瀬卓三他訳『ドイツ文学小史』(1951・岩波書店) ▽城塚登他訳『実存主義かマルクス主義か』(1953・岩波書店) ▽ジョルジ・ルカッチ著、良知力・池田貞夫他訳『美と弁証法』(1970・法政大学出版局) ▽国松孝二・川村二郎他訳『ルカーチ著作集』全13巻(1986~1987・白水社) ▽パーキンソン著、青木順三・針谷寛訳『ルカーチ』(1983・未来社)』

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世界大百科事典内のルカーチの言及

【社会思想】より

社会科学【城塚 登】。。…

【ドイツ文学】より

…【神品 芳夫】。。…

【表現主義】より

十二音音楽無調音楽【佐野 光司】。。…

【物象化】より

疎外【広松 渉】。。…

【弁証法】より

…【広松 渉】。。…

【弁証法的唯物論】より

弁証法マルクス主義【広松 渉】。。…

【マルクス主義】より

…【森 時彦】。。…

【ミメーシス】より

…【山田 登】。。…

【歴史小説】より

…【小池 滋】。。…

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