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ルルー Leroux, Gaston

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ルルー
Leroux, Gaston

[生]1868.5.6. パリ
[没]1927.4.15. ニース
フランスの推理小説作家。裁判所記者,議会記者を経て『マタン』紙の記者となる。心理小説『テオフラスト・ロンゲの二重生活』 La Double Vie de Théophraste Longuet (1904) ののち,若い記者ルルタビーユを主人公にした推理小説で世界的な名声を得た。代表作『黄色い部屋の秘密』 Le Mystère de la chambre jaune (08) ,『黒衣婦人の香り』 Le Parfum de la dame en noir (09) ,『オペラ座の怪人』 Le Fantôme de l'Opéra (10) 。

ルルー
Leroux, Pierre

[生]1797.4.17. パリ
[没]1871.4.11. パリ
フランスの哲学者。社会主義汎神論を結合した。 1824年『地球』 Le Globe紙を創刊,31年からサン・シモン派の機関紙となった。 38~41年 J.レイノーとともに『新百科全書』を刊行。 48年ブーサック市長,立憲議会議員。 48年立法議会議員。 51年のクーデターでロンドンへ亡命。人間は感覚,感情,知性から成るとし,社会の調和をそこに基礎づけた。また社会の現状をきびしく批判し,社会主義の概念に初めて詳細な批判を加えた。主著『人間性について』 De l'Humanité (1840) 。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

ルルー Leroux, Charles Edouard Gabriel

1851-1926 フランスの音楽家。
1851年9月13日生まれ。明治17年(1884)ダクロンのあとをうけて陸軍軍楽隊のお雇い教師となり,同隊の基礎をきずいた。作曲も手がけ,18年鹿鳴館で初演された「抜刀隊」は軍楽隊により演奏され民間にもひろまった。22年帰国。1926年7月4日死去。74歳。

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朝日日本歴史人物事典の解説

ルルー

没年:1926.7.4(1926.7.4)
生年:1851.9.13
明治期のお雇い外国人。12日生まれとも。フランス陸軍歩兵第78連隊(のちに第98連隊)軍楽隊長,陸軍省雇軍楽隊教師。パリ音楽院でピアノを専攻したのち陸軍に入り,明治17(1884)年第3次フランス軍事顧問団の一員として来日,ただちに陸軍軍楽隊の教育を開始した。ルルーはさらに軍楽隊員の有志にピアノを教え,19年近衛軍楽隊を編成し,21年大阪にも軍楽隊を設けるなど,わが国陸軍軍楽隊の量的質的発展に多大の寄与を果たした。また自作のピアノ曲,吹奏楽曲,編曲作品が少なくとも30曲以上あり,なかでも18年鹿鳴館で初演された「抜刀隊」,皇居で初演された「扶桑歌」は,その後も長く,第2次世界大戦終結時までの60年間,陸軍軍楽隊の主要なレパートリーとなったばかりでなく,民間のブラスバンドでも極めてしばしば演奏され,日本中に広まった。22年帰仏。43年勲4等瑞宝章叙勲。<著作>《La Musique Classique Japonaise》

(中村洪介)

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ルルー
るるー
Gaston Leroux
(1868―1927)

フランスの娯楽・冒険・推理作家、ジャーナリスト。パリ郊外の生まれ。犯罪記者、戦争特派記者として世界各国を駆け回る波瀾(はらん)の経歴ののち、その経験を生かして多くの大衆小説を発表した。なかでもスリラー物語『オペラ座の怪人』Le fantme de l'Opra(1910)は有名で、何度も映画化されている。ルルーには本格推理小説の一つの里程標ともなった、もう一つの傑作『黄色い部屋の秘密』(1907)がある。これは本格推理トリックの粋ともいうべき密室殺人を扱ったもので、イギリスのイズレール・ザングウィルIsrael Zangwill(1864―1926)が『ビッグ・ボウの殺人』(1892)で初めて扱った密室殺人よりやや遅れるものの、論理構成はルルーのほうが優れており、これを最初の密室ものと考える人も多い。ほかに『殺人機械』La machine massacre(1923)などがある。[梶 龍雄]
『宮崎嶺雄訳『黄色い部屋の謎』(創元推理文庫) ▽石川湧訳『黒衣婦人の香り』(創元推理文庫)』

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367日誕生日大事典の解説

ルルー

生年月日:1797年4月17日
フランスの哲学者
1871年没

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