ギリシア神話で,スパルタ王テュンダレオスTyndareōsの后。2女ヘレネ,クリュタイムネストラと2男ポリュデウケス,カストルの母。白鳥の姿に変じて言い寄ったゼウスと交わったあと,夫とも同衾したレダは,1個または2個の卵を産み,その卵からゼウスの種としてヘレネとポリュデウケスが,テュンダレオスの種としてクリュタイムネストラとカストルが生まれたという。ただし,カストルの父親もゼウスである(ポリュデウケスとカストルの2人は一般にディオスクロイ(ゼウスの息子たち)と呼ばれる)とか,クリュタイムネストラだけは普通に生まれたとか,またヘレネの実の母親は復讐の女神ネメシスで,鵞鳥の姿に変じた彼女が白鳥姿のゼウスと交わって卵を産み,それをレダがかえして,生まれたヘレネをみずからの娘として育てたとかの異伝が多い。レダと白鳥の姿で求愛するゼウスは,古来,画家が好んで取り上げる主題であった。文学ではアイルランドの詩人W.B.イェーツの《リーダと白鳥》(1925)が有名。
執筆者:水谷 智洋
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ギリシア神話に登場する女性。アイトリア地方の王テスティオスの娘で、ヘレネの母。スパルタ王ティンダレオスは、祖国を追われてテスティオスのもとに身を寄せるが、そこで戦功をたててレダを妻にもらい受け、帰国する。しかし、白鳥に変身したゼウスが彼女に通じたその同じ夜に彼も交わったため、彼女は神の血を引くポリデウケスとヘレネ、人間の血を引くカストルとクリタイムネストラを生んだ。異伝では、鵞鳥(がちょう)に変じたネメシスと白鳥姿のゼウスの間に生まれた卵をレダが預り、そこから孵化(ふか)したヘレネを自分の娘にしたともいう。さらに、白鳥(ゼウス)の愛を受けたレダ自身が卵を生んだという説もある。
[中務哲郎]
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