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レッペ Reppe, Walter Julius

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

レッペ
Reppe, Walter Julius

[生]1892.7.29. テューリンゲン
[没]1969.7.26. ハイデルベルク
ドイツの有機化学者。イェナおよびミュンヘン大学で学び,バーディシェ・アニリン・ウント・ソーダ・ファブリークに入社 (1921) 。同社がイー・ゲー・ファルベンと合併後,中央研究所の所長をつとめた。危険とされていたアセチレンの加圧下反応を安全に行う方法を開拓し,レッペ反応と呼ばれる一連の合成反応を発見した。ほかにエチレン誘導体の製造にも新しい方法を発見した。

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百科事典マイペディアの解説

レッペ

ドイツの化学技術者。イェーナ,ミュンヘン両大学で学び,1921年にバスフBASF)社に入社。染料,樟脳(しょうのう),シアン化水素の合成,アセトアルデヒドの水素化,合成ゴム(ブナ)の工業化研究を行い,次いで高圧下でのアセチレンの反応を触媒を用いて安全に行う技術(レッペ反応)を開発し新しい近代化学工業を開拓した。

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世界大百科事典 第2版の解説

レッペ【Walter Julius Reppe】

1892‐1969
ドイツの化学技術者。チューリンゲンのゲーリンゲンに生まれる。イェーナ大学,ミュンヘン大学に学び,1921年化学会社バディシュ・アニリン・ウント・ソーダ会社Badische Anilin und Sodafabrik(BASF)に入社し,38年イーゲー・ファルベン社中央研究所長となる。第2次大戦中ドイツの合成ゴム(ブナ)生産に貢献する。染料,ショウノウ,シアン化水素の合成,アルデヒドの水素化などの研究のうち,最も大きな業績はアセチレンの高圧下の反応を処理する技術と新しい型の触媒を使用する一連の,いわゆる〈レッペ反応〉を完成したことであり,石油時代への橋わたしの役割を果たした。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

レッペ
れっぺ
Walter Julius Reppe
(1892―1969)

ドイツの工業化学者。ゲーリンゲンの生まれ。イエナ、ミュンヘン両大学に学び、1920年ミュンヘン大学で学位を取得した。翌年BASF社に入社した。同社中央研究所所長、IG(イーゲー)社取締役、BASF社取締役などを歴任した。いわゆるレッペ反応をみいだし、アセチレンと一酸化炭素とから合成高分子を得る道を開いた。このほか、染料や樟脳(しょうのう)の研究も行った。ドイツ化学者協会よりバイヤー・メダル(1949)、ブラウンシュバイク協会よりガウス・メダル(1950)、ドイツ化学機器協会よりデーヒェマ・メダル(1952)など多くを受賞している。[川野辺渉]

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367日誕生日大事典の解説

レッペ

生年月日:1892年7月29日
ドイツの有機化学者
1969年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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