デジタル大辞泉 「ロスアラモス」の意味・読み・例文・類語 ロス‐アラモス(Los Alamos) 米国ニューメキシコ州北部の町。1943年にマンハッタン計画に基づき、現在のロスアラモス国立研究所(LANL)が創設。原子爆弾が開発された。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
改訂新版 世界大百科事典 「ロスアラモス」の意味・わかりやすい解説 ロス・アラモスLos Alamos アメリカ合衆国ニューメキシコ州中北部の原子力関係の研究都市。人口1万1000(1990)。サンタ・フェの北西38km,標高2225mの高原上にある。1942年マンハッタン計画に基づき連邦政府により原子力研究所が創設され,45年7月アラモゴード北西部の砂漠で世界最初の原子爆弾の実験に成功した。広島,長崎に投下された爆弾もここで製造された。戦後はロス・アラモス科学研究所として,原子核物理学,医療,生物学などの先端的研究が進められており,同市にはおもに研究所のスタッフが居住する。執筆者:矢ヶ崎 典隆 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
百科事典マイペディア 「ロスアラモス」の意味・わかりやすい解説 ロス・アラモス 米国,ニューメキシコ州北部の台地上にある町。無人の地であったが1942年マンハッタン計画によって原子爆弾の研究所が創建され,1945年原爆第1号がここで作られた。広島,長崎に投下された原子爆弾もここで製造。以後急速に市街が発達。1946年以降研究所は米原子力委員会の管理下,カリフォルニア大学により運営され,総合原子力研究所として世界有数の規模をもつ。約1万2000人(2000)。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ロスアラモス」の意味・わかりやすい解説 ロスアラモスLos Alamos アメリカ合衆国,ニューメキシコ州北部の都市。ヘメス山脈中の高原に位置する。マンハッタン計画に基づき 1943年原子力研究所 (カリフォルニア大学運営) が設立され,世界最初の原子爆弾が製造された。第2次世界大戦後は,ロスアラモス科学研究所 (のちロスアラモス国立研究所) として,原子力利用の基礎研究をはじめ先端的科学研究が進められている。人口1万 1455 (1990) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
日本大百科全書(ニッポニカ) 「ロスアラモス」の意味・わかりやすい解説 ロス・アラモスろすあらもすLos Alamos アメリカ合衆国、ニュー・メキシコ州北部、ロス・アラモス郡の郡都。人口1万1909(2000)。1942年合衆国政府によって原子力研究の場所として選ばれ、ここで最初の原子爆弾が製造された。45年7月に同州のアラモゴード近くで爆発テストが行われたのち、日本の広島、長崎に原子爆弾が投下された。[菅野峰明] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例