ロックヒル(英語表記)William Woodville Rockhill

改訂新版 世界大百科事典 「ロックヒル」の意味・わかりやすい解説

ロックヒル
William Woodville Rockhill
生没年:1854-1914

フィラデルフィア生れのアメリカ外交官,東洋学者。1884年(光緒10)北京に着任,87,91年にチベット入国を試み,その日記を公刊した(1895)。チベット史を《The life of Buddha》のなかにまとめ,清朝とダライ・ラマ政権の関係を述べた優れた論文を《通報》(1910)に載せたほか,漢文史料による《衛蔵図識》の訳注(1891)を示してチベット学に大きな貢献をした。
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

367日誕生日大事典 「ロックヒル」の解説

ロックヒル

生年月日:1854年4月1日
アメリカの東洋学者,外交官
1914年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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