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アメリカ合衆国、ニューヨーク市マンハッタン区中央部にある70階建てのRCAビル(現、コムキャスト・ビルディング)など21の高層ビルと娯楽施設、商店を含めた集合体。「都市の中の都市」とよばれている。ほとんどのビルは1931年から1939年にかけて建設され、敷地はコロンビア大学の所有である。この中には大娯楽センターであるラジオ・シティ・ミュージック・ホールがある。センターのシンボルとなるロックフェラー・プラザには、黄金色のプロメテウスの像が建ち、豪華に飾られた世界最大級のクリスマス・ツリーの美しさはとくに有名である。
[作野和世]
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…シンガー・ビル(1907)やウールワース・ビル(1913,C.ギルバート)などが代表例。大恐慌後の一大建設ブームの中で,クライスラー・ビル(1930,W.バン・アレン),エンパイア・ステート・ビル(1931,シュリーブ,ラム,ハーモン),ロックフェラー・センター(1931‐40,R.フードほか)が世界最高を競いあい,第2黄金期を築いた。 第2次大戦後はカーテンウォール構造による平明な版型建築が主流となり,敷地また地上階の大半を都市広場として公開する配置計画とともに,一つの定型となった。…
…ニューヨークにもグランド・セントラル・ターミナルなどに地下通路といくつかの商店からなる地下街がある。マンハッタンの中心ロックフェラー・センターにもアンダーグラウンド・コンコースunderground concourseと呼ばれる地下街があるが,ビルの地下階部分に店舗があり,それらが中心となっていて,地下鉄駅や地下通路で結ばれている。地下街部分が当初から計画的につくられており,また通路の方位が碁盤目状の道路に従っていることから,日本の継ぎはぎ状に建設され,迷路状になっている地下街に比べて比較的わかりやすい。…
※「ロックフェラーセンター」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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