ローランス
Jean Paul Laurens
生没年:1838-1921
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ローランス
Laurens, Henri
[生]1885.2.18. パリ
[没]1954.5.5. パリ
フランスの彫刻家。初めインテリアデザインの仕事に従事し,のち美術に転じた。キュビスムに興味を示し,ピカソ,ブラックたちと交わり,キュビスムの彫刻を発展させた。「セクシオン・ドール」に参加。多種の素材を用い量感を否定した面の構成による初期の作品は,20世紀最初の抽象彫刻の一つに数えられる。 1920年代からは女性の形態のなかに曲線的なフォルムを追究し,単純化したフォルムとやわらかい曲線は現代彫刻に新たな一方向を示した。代表作『頭』 (ニューヨーク近代美術館) など。
ローランス
Laurens, Jean-Paul
[生]1838.3.30. フーケボー
[没]1921.3.23. パリ
フランスの画家。ツールーズの美術学校で学んだのち,パリに出て,A.カバネルに師事。中世の史実に取材した宗教画,歴史画を描いた。 1891年アカデミー会員。アカデミー・ジュリアンの教授として,日本の中村不折,鹿子木孟郎 (かのこぎたけしろう) の師でもあり,晩年はツールーズ美術館館長などの要職にあった。主要作品はパリのパンテオンの壁画『聖ジュヌビエーブの死』。
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ローランス
フランスの画家。オート・ガロンヌ県のフルクボー生れ。19世紀後半のアカデミックな歴史画を代表する画家で,パリ市庁舎〈サロン・ロボー〉の壁画装飾(1889年―1900年)やパリのパンテオンの壁画《聖ジュヌビエーブの死》(1882年)等大作が多い。アカデミー・ジュリアンで30年にわたって絵画を教え,門下に中村不折,鹿子木孟郎,安井曾太郎ら日本の画家も多い。
ローランス
フランスの彫刻家。パリ生れ。1911年ブラックと知り合う。最初はパピエ・コレやコラージュを立体化した幾何学的構成を試みたが,のち柔軟なフォルムのうちに力強い構成をひそめた女性像を多く制作。代表作に《頭部》(1918年)などがある。
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