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ワイツ Waitz, Georg

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ワイツ
Waitz, Georg

[生]1813.10.9. フレンスブルク
[没]1886.5.24. ベルリン
ドイツの歴史家。 L.ランケの門下生。中世法制史を専攻。 1842年キール大学教授。シュレースウィヒ=ホルシュタインの国民運動に参加し,フランクフルト国民議会にも選出されたがその政治活動のためキールを追われ,49~75年ゲッティンゲン大学教授。 75年ベルリン大学教授となり,同時に『モヌメンタ・ゲルマニアエ・ヒストリカ』の編集主任となって中世史料の収集に尽力,余生をその編纂,整理に捧げた。『ドイツ国制史』 Deutsche Verfassungsgeschichte (8巻,1844~78) などの歴史的記述のほかに,F.ダールマンの『ドイツ史資料集』を改訂した"Quellenkunde zur deutschen Geschichte" (69) は,その後も増補を重ね,「ダールマン=ワイツ」としていまなお広く活用されている。

ワイツ
Waitz, Theodor

[生]1821.3.17. ゴータ
[没]1864.5.20. マールブルク
ドイツの民族学者,哲学者。 1862年マールブルク大学教授。 J.F.ヘルバルトの影響を受けて諸民族の精神生活の研究を行い,民族文化の歴史的考察を強調した。主著自然民族の人類学』 Anthropologie der Naturvölker (6巻,1859~72) 。

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百科事典マイペディアの解説

ワイツ

ドイツの哲学者,人類学者。マールブルク大学教授。主著《自然民族の人類学》(1859年―1872年)は世界民族誌の先駆作として著名。

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世界大百科事典 第2版の解説

ワイツ【Theodor Waitz】

1821‐64
ドイツの民族学者。マールブルク大学哲学教授であったが,心理学的な問題に関心があった。《自然民族の人類学Anthropologie der Naturvölker》6巻(1859‐72)によって,民族学の先駆者として重要な地位を占めている。同書第6巻は,彼の没後に地理学者G.ゲルラントにより完成された。同書では,人類は単一であることを強調し,人種の優劣の問題などについては,妥当な考えを述べているほか,当時利用できた資料に対して厳密な資料批判を加えて,アフリカ,アメリカなどの地域別に民族誌的記述を行った。

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