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七面山 しちめんざん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

七面山
しちめんざん

山梨県西部,赤石山脈前山の身延山地にある山。標高 1989m。頂上に古生層から成る「なないたがれい」と呼ばれる大崩壊群がある。早川町に属するが,山上の約 10万m2は身延町の飛び地で久遠寺の所有。日蓮宗聖山で,敬慎院からのご来光と富士山の展望でも知られる。

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百科事典マイペディアの解説

七面山【しちめんざん】

山梨県南西部,早川町にある山。標高1989m。赤石山脈の前山に当たり,古生層からなる。山名は頂上部の崩崖群〈なないたがれ〉に由来。古くから日蓮宗の山岳信仰の聖地として知られ,身延山久遠寺(くおんじ)の霊地で霊場敬慎院がある。

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世界大百科事典 第2版の解説

しちめんざん【七面山】

山梨県南西部,富士川の谷の西方に位置する標高1982mの山。南巨摩(みなみこま)郡早川町にあり,山頂は身延(みのぶ)町の飛地となっている。東は糸魚川‐静岡構造線に一致する春木川の谷によって限られ,谷を隔てて身延山に臨む。西は雨畑川の深い谷に下る。山名は,山頂付近の東斜面に〈なないたがれ〉と呼ばれる七つの崩崖があって七面(なないた)山と呼ばれたことによる。地形的には,身延山などを含む巨摩山地と同様に赤石山脈の前山山地の一つである。

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大辞林 第三版の解説

しちめんざん【七面山】

山梨県南西部、身延みのぶ山地にある山。海抜1989メートル。日朗開山の日蓮宗の聖山。山頂近くには敬慎院がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

七面山
しちめんざん

山梨県南西部、赤石(あかいし)山脈の前山をなす山。標高1989メートル。頂上から東斜面の「なないたがれ」とよぶ大崩壊は遠方からも目印となる。身延(みのぶ)山の南西約7キロメートルにある山で、山頂は身延山久遠(くおん)寺の所有(身延町の飛び地)。日朗上人(にちろうしょうにん)開山の日蓮(にちれん)宗の聖地。山頂には敬慎(けいしん)院(七面山本社)などがある。身延山奥の院経由、またはバスで角瀬(すみせ)(早川町)まで入り、春木川沿いに登るルートがある。[吉村 稔]

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世界大百科事典内の七面山の言及

【久遠寺】より

…近代・現代において,久遠寺貫首は,ときに日蓮宗管長を兼ねることもあった。 久遠寺管理下に身延町の飛地的存在である七面山があり,身延山守護神七面大明神(七面天女)をまつる。もと周辺の水分(みくまり)信仰の対象であったと考えられるが,近世初頭にはすでに七面大明神宝殿が造営されている。…

【身延山】より

…身延山の名称は,一般には山名よりも日蓮宗総本山身延山久遠寺,または日蓮宗法城の域内(北は身延山,南は鷹取山,東は寺平の峰,西は春木川に限られる範囲)を指す。また春木川を隔てた西方の早川町にある七面山(1982m)も,七面天女をまつった霊場で身延山の飛地的存在である。 久遠寺の本院は,身延山の南面中腹にあり,奥之院思親閣のある山頂までは本院脇からロープウェーが通じる。…

【七面山】より

…西は雨畑川の深い谷に下る。山名は,山頂付近の東斜面に〈なないたがれ〉と呼ばれる七つの崩崖があって七面(なないた)山と呼ばれたことによる。地形的には,身延山などを含む巨摩山地と同様に赤石山脈の前山山地の一つである。…

※「七面山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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