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三井楽[町] みいらく

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百科事典マイペディアの解説

三井楽[町]【みいらく】

長崎県南松浦郡,五島列島福江島の北西部を占める旧町。古代より海上交通の拠点で,遣唐使船が渡海した。中世には宇久氏の勢力下に入り,江戸時代には五島藩の馬牧があり,捕鯨も行われた。

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世界大百科事典 第2版の解説

みいらく【三井楽[町]】

長崎県西端,南松浦郡の町。五島列島福江島の北西部に突出する半島部と,西方海上の嵯峨ノ島からなる。人口4306(1995)。遣唐船の最後の停泊地であった歴史をもち,《肥前国風土記》などに記された〈美弥良久(みみらく)〉が三井楽の古名であるという。半島部は楯状火山京ノ岳(183m)の低平な斜面からなり,ほぼ円形の火山海岸線を示し,斜面は豊かな畑作地帯を形成している。タバコ栽培,畜産を中心とする農業と,大小の定置網一本釣り,刺網などの漁業が営まれる。

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世界大百科事典内の三井楽[町]の言及

【美弥良久】より

…日本の西の果てにあり,死者が姿を現すと信じられた島の名で,《蜻蛉日記》《散木奇歌集》などにその趣旨で詠んだ歌がみえる。しかしさかのぼって《万葉集》巻十六には〈肥前国松浦県(まつらのあがた)美禰良久(みねらく)の崎〉,《肥前国風土記》松浦郡の条に〈美弥良久の埼〉,《続日本後紀》承和4年(837)7月条に〈旻楽(みみらく)埼〉がみえ,これらは五島列島南端,福江島の三井楽(みいらく)の地にあてられている。美弥良久埼は遣唐使の船が寄港し,やがて西南海上に船出してゆくところであった。…

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