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三草二木 さんそうにもく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

三草二木
さんそうにもく

法華経』薬草喩品で説かれるたとえ。上,中,三草と大,小の二木が等しく雨によって潤うように,人間の素質には声聞縁覚菩薩とか,大乗部派仏教とかの相違はあっても,仏の教化を受ければ等しく悟りの世界に入りうるということを説いたもの。

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デジタル大辞泉の解説

さんそう‐にもく〔サンサウ‐〕【三草二木】

法華七喩の一。「法華経」薬草喩品に説くたとえで、薬草に大中小、木に大小の不同はあるが、雨の恵みを等しく受けて育って薬用となるように、人に能力・素質の違いはあっても仏の教化を受けることで悟りに入り、世を救う者となることをいう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

さんそうにもく【三草二木】

「法華経薬草喩品」の教説を要約した語。慈雨がさまざまな種類の草木の上に一様に降り注ぐように、資質の異なる衆生しゆじようが等しく仏陀の教えにより悟りを開くことをたとえる。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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