出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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三陟【さんちょく】
韓国,江原道南東部の日本海岸にある工業都市。嶺東,東海両高速道路の開通(1975年―1979年)でソウル市からの一日経済圏に入った。付近には埋蔵量3.5億tといわれる無煙炭田があり,これを燃料とする火力発電所,製鉄所,セメント,カーボン電極,肥料などの工場がある。北に隣接する東海とともに江原道随一の工業地帯を形成する。6万8000人(2005)。
→関連項目江原道
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三陟
さんちょく / サムチョク
韓国(大韓民国)、江原道(こうげんどう/カンウォンド)南部東海岸の小都市。面積1185.8平方キロメートル、人口7万5592(2000)。1986年、市に昇格。95年、三陟郡と統合。沿岸漁業根拠地である。三陟の外港と漁港の役目を果たす汀羅(ていら)港がある。イカ、カタクチイワシ、サンマ、明太(メンタイ)(スケトウダラ)などの漁獲が多い。付近の豊かな石灰岩はセメント工場の原料になっている。ソウル行きの高速バスターミナルがある。
[邢 基 柱]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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