日本歴史地名大系 「上松村」の解説
上松村
あげまつむら
上松の名は、「木曾考」の木曾氏系図の中に木曾家賢の弟として「家信、上松ノ先祖、伊豆守」が出てくる。木曾氏の一族として上松氏が上松に居館していたことがうかがわれるが、はっきりしたことはわかっていない。下って戦国末期の木曾領主木曾義昌の弟として「義豊、上松三郎次郎、蔵人」(同書)の名が出てくる。義豊については、「岐蘇古今沿革志」に「義豊、上松三郎次郎又蔵人、後小笠原内蔵介、天正十年織田家甲州を討滅の時、苗木遠山家に属し織田家へ人質たり、又徳川家へも人質たり、故に三百石を賜りしに
上松村
かんまつむら
上松村
うえまつむら
- 長野県:長野市
- 上松村
善光寺の北東にあって、東は
村名の初見は、慶長七年(一六〇二)の川中島四郡検地打立之帳(小柳文書)に「九百五拾四石三斗三升 上松村」とある。また「植松村」とも記す(「真田信之朱印状」飯島文書)。滝・湯谷の二集落から成り、
上松村
うえまつむら
上松村
あがりまつむら
上松村
うえまつむら
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報