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中津江 なかつえ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

中津江
なかつえ

大分県西部,日田市南西部の旧村域。大山川支流の鯛生川流域にあり,東は福岡県,南西は熊本県に接する。 1889年村制施行。 2005年日田市に編入。ほとんどが山林で,山林経営を兼業する農家が多い。日田杉,津江杉の産地。鯛生川上流の鯛生鉱山はかつて日本最大の金山として知られたが,1971年閉山。廃坑跡に地底博物館がある。村の東端,筑後川総合開発計画に基づく下筌ダムはダム建設反対の地元住民が籠城した蜂の巣城事件のため着工が約 10年遅れたが,1969年に完成。ダム基部に発電所がある。北の渡神岳 (1150m) ,南の酒呑童子山 (1181m) などは津江山系県立自然公園に属する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

中津江
なかつえ

大分県西部、日田(ひた)郡にあった旧村名(中津江村(むら))。現在は日田市の南部にあたる地域。2005年(平成17)日田市に編入。旧村名は、古代以来の地方称津江の中ほどに位置することにちなむ。大部分が古い安山岩山地で、杉を主とする山林率は90%に達し、筑後(ちくご)川水系の鯛生(たいお)川、津江川の谷にわずかに水田をみる。地域の80%が津江山系県立自然公園に入り、地底博物館鯛生金山、室町時代の伝来寺庭園、下筌(しもうけ)ダムが観光地。国道442号、387号が通過する。[兼子俊一]

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