中衛(読み)チュウエイ

  • ちゅうえ ‥ヱ
  • ちゅうえい / チョンウェイ
  • ちゅうえい ‥ヱイ
  • ちゅうえい〔ヱイ〕

百科事典マイペディアの解説

中国,寧夏回族自治区西部の都市。銀川南西の黄河左岸にあり,包蘭鉄路(パオトウ〜蘭州)に沿い,銀川・蘭州間の水運の要地をなす。皮革・薬材の集散が盛ん。40万人(2014)。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

中国、寧夏(ねいか)回族自治区の西辺にある地級市。1市轄区、2県を管轄する(2016年時点)。人口122万2000(2014)。甘粛(かんしゅく)省、内モンゴル自治区と接し、黄河(こうが)の北岸、賀蘭(がらん)山の南方に位置して長城の一角を占める。長城地帯は、古くから北方異民族との抗争の地であり、明(みん)代に寧夏前衛(現、銀川(ぎんせん))、寧夏後衛(現、塩池(えんち)付近)と並ぶ寧夏地区での重要な軍事基地として寧夏中衛がこの地に置かれ、これを基礎に清(しん)代に中衛県が設けられた。2004年市制施行。
 包蘭線(パオトウ―蘭州(らんしゅう))が通り、市街の北約9キロメートルには中衛沙坡頭(さはとう)空港(2008年開港)がある。黄河の南岸には河水の灌漑(かんがい)により耕地が開かれている。クコ(枸杞)の実の名産地として知られる。市街には先史時代の岩絵が数多く残る大麦地岩画群や、明代から清代にかけて建造された保安寺、高廟(こうびょう)がある。[秋山元秀・編集部]

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精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙
※高野本平家(13C前)一「神亀五年、朝家に中衛(チウヱ)の大将をはじめをかれ」
② 中衛府の兵士。〔続日本紀‐神亀五年(728)〕
〘名〙 九人制バレーボールで前衛と後衛の間に位置する三人の選手。また、ラグビー、サッカーなどで前衛の後方の者。ハーフ。〔現代語大辞典(1932)〕

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世界大百科事典内の中衛の言及

【中衛府】より

…日本古代,天皇側近の警固にあたった官の一つ。元明天皇の707年(慶雲4)に置かれた授刀舎人(じゆとうとねり)寮が前身で,聖武天皇の728年(神亀5)中衛府となり,大将・少将・将監・将曹等の官人が置かれ,中衛300人(のち400人)が所属した。中衛は地方豪族・下級官人層出身の舎人(とねり)であった。…

※「中衛」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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