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丹前風 タンゼンフウ

4件 の用語解説(丹前風の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

たんぜん‐ふう【丹前風】

丹前姿」に同じ。

出典|小学館
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百科事典マイペディアの解説

丹前風【たんぜんふう】

丹前姿とも。江戸初期に遊冶郎侠客(きょうかく)の間に流行した伊達(だて)姿。江戸神田,松平丹後守上屋敷の前に町屋風呂(丹前風呂)があり,湯女(ゆな)の勝山は容色すぐれ髪を白い元結で片髷(まげ)の伊達風に結び人気を呼び,またここに通う旗本奴(やっこ),町奴などがさかやきをそらぬ立髪の異装で六方を踏んで歩いたため丹前六方風といったといわれている。
→関連項目丹前

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大辞林 第三版の解説

たんぜんふう【丹前風】

近世、俠客や遊び人の間に流行した伊達風俗。丹前風呂に通う遊客の風俗に始まるとも、丹前風呂の湯女ゆな勝山の風に始まるともいう。丹前姿。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

丹前風
たんぜんふう

江戸初期の道楽者や侠客(きょうかく)の間で流行した伊達(だて)姿などの風俗。17世紀なかばごろ、江戸神田(かんだ)の堀丹後守(たんごのかみ)の屋敷前の湯女風呂(ゆなぶろ)を、丹後守の前にあるところから丹前風呂とよび、ここに出入りする人々が、髪形、広袖(ひろそで)の着物、履き物、刀のさし方、歩き方など一種独特の伊達姿をしたので、これを丹前風とよぶようになり流行となった。歌舞伎(かぶき)や舞踊における「丹前」とは、この風俗を様式化、舞踊化したものである。[山内まみ]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内の丹前風の言及

【銭湯】より

…しかし昭和40年代半ばを過ぎると,内風呂の普及,都市生活の変化により銭湯そのものが減少する一方,ビル化でビルの中の一室を銭湯にする形が増加している。【玉井 哲雄】
[江戸の銭湯]
 近世初期,江戸では丹前(たんぜん)風呂の名が喧伝され,〈丹前風〉と呼ぶ風俗を生み出した。この銭湯は,現在の神田須田町付近,堀丹後守の邸前にあった何軒かの湯女(ゆな)風呂で,丹後殿前を略して〈丹前〉と呼んだ。…

※「丹前風」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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